風邪にしてもなんにしても体の作用で発熱した時は
「熱が出て良かったね」にすると、いい
熱を出して、体を消毒している過程で、下手に解熱剤を使ってしまうとややこしい病気になります
兎に角
熱が出たことが 悪い!
下げなければいけない!
ではなくて
その方が出せる最大の熱を出すことで
体の中に入ったウイルスなり細菌などを、自力でやっつける 消毒する役割を邪魔しないこと!
大人なら 40分
子供なら 10分
後頭部を温める(部分温浴をする)
途中でタオルが冷めたら、温めた直す
[熱いタオル→タオルを当ててない時間(温め直し中)
→熱いタオルというようにこれを繰り返す]
↑↑
これは、目の部分温浴の時も同じです
一定の時間、ずっと温め放しではなく、 必ずブレーク時間があること!
これを繰り返すだけ
水分をきちんと摂り汗を掻かせる
出せるだけの熱が出れば、あとは勝手に汗をかき熱が下がってゆく
体温も平熱(温)以下に下がります
ここからが大事
↓↓
再び
平熱(温)になるまで[絶対安静]です
身体の休息時間の始まりです!!
その後 左右の体温を測り、ほぼ揃ったら
日常生活に戻していきましょう!
↓↓
これが自然に経過させる ということ!
薬を使わなくても熱は、
その人の体にとって必要だから出している
ですから
勝手都合で解熱剤で下げてしまうと
さらに[ややこしく]なる
薬は、便利だと思っているかもしれませんが
必ずしも それを用いたからといって
100%治るというものではないのです
外からくる不自然なものは
後々 不自然な事が起きるのです
それが命を落とすことにならないように
依存する事がないように、心掛けていきましょう!
*
消化器に余計な負担(食べ過ぎなど)をかけた後でも、風邪を引く
*
腎臓の働きを余分にした後でも、風邪を引く
*
とにかく
体のどこかに偏り運動が行われ、
働かせ過ぎた(使いすぎた)処ができると、風邪を引く
*
お酒を飲みすぎて絶えず肝臓を腫らしている人は、
肝臓系統の風邪を引く
*
普段 余分に栄養物を摂って(過剰摂取)腎臓を腫らしている人は、腎臓系統の風邪を引く
*
しょっちゅう心配している人は、神経系統の風邪を引く
*
そうやって それぞれその人なりの
風邪を引く(弱っている箇所から)と、
その偏って疲れている処がまず弾力性を快復してきて(風邪を引くことで、偏り疲労をリセットして)
風邪を(薬を使わず自然に)経過した後は
弾力のあるピッチリ(引き締まる)した体になる
だから、
風邪というのは治療するものではなくて、
経過するものではなくてはならない
……と、野口先生は仰っています
けれども
経過するにしても
その人なりの体の体質をよく知らないと、それができない
その人が、普段からこきつかって弱らせて
偏り疲労を起こして(起こしやすい/弱らせている)
処がどこなのか?ということ
大概の人は
風邪を引くような偏り疲労を潜在させる生活を改めないで、風邪を途中で中断させてしまうような
ことばかり繰り返しているのだから、いつまでも体が丈夫にならないのは、当然である
*)「熱も、痛みも、嘔吐も下痢も、また風邪も、
すべて人体の抵抗作用であり、蛇が皮を脱ぐのと同じで更新作用であり、古びた組織を改造し、
鈍った機能を旺盛ならしむる作用がある。
それを妨げれば、自律作用が鈍り、麻痺を亢進させることは、自明の理である」という生き生きとした生命観を打ち出して行った〈「朴歯の下駄」より〉
症状のみを特化しすぎて、
薬で抑え込むという悪循環を繰り返すことで、
体の機能・作用が中途半端に働く
治すことに躍起になりすぎて
余計なこと・余分なこと・不自然なことを
しすぎた結果が 今を作り出している
まあ
風邪とか下痢とかいうのは、
一番 体を(正常に)保つのに重要というよりは、
軽いうちに何度もやると(徐々に)丈夫になる体の働きであり、風邪と下痢の処理ということが
無理なく行われるか 行われないかということが、
体を健康で新しい(若々しい)まま保つか、
どこか強張らせ弾力の欠いた体にしてしまうかの
境になる
体を不自然に治そうとする行為が【無意識の悪意】に繋がる
風邪を引くと、鈍い体が一応 弾力を快復する
だから
血圧が高い人が低くなってくる
↓
血圧が低くなるというよりは血管が柔らかくなってくる
血管にも弾力性というものがあって
体中の血管の弾力がなくなって血管が強張ってくる、すると破れやすい
つまり弾力があるうちは
血圧がいくら高くとも破れないが、
血管に弾力がなくなると破れてしまう
だから血圧というより、
むしろ
血管の硬化(強張り、収縮)といいますか、
血管の弾力の状態の方が問題である
血圧の高低差という数値だけが問題ではなく
血管自体に弾力があるのか
弾力がないのかで
命がかかっているということです
西洋医学は、
データ・数値にがんじがらめになっている非科学を認めない
整体は、非科学ではなく未科学の領域です
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