屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

旭川夢の街

2014年04月15日 | 日常


百合が原のカタクリはまだまだ小さいけど、
来月になると、あちらこちらで早春の花が一斉に咲きだします。
そのなかでもニセコ駅前サイレン坂にひろがるカタクリの群生地はとても有名ですが、
ピンクの絨毯のなかにニリンソウやエゾエンゴサクが混じるとひときわ鮮やかな模様となります。

旭川PR映像・・
初夏の旭川、一年のなかでもっとも爽やかな季節を迎えます。
みなさん、どうぞ旭川へいらしてください。
それにしても歌が面白い!


上を向いて歩こう

2014年04月13日 | 日常


早春の百合が原公園を歩く・・
あの白くて小さい花はスノードロップだね。
スノードロップはマツユキソウ(待雪草)ともいって、
わたしとしては待雪草という名前のほうが好きだな・・



先日、「次の世代に残したい昭和の歌百選」というTV番組をみていた。
やはり、いい歌が選ばれたと納得!
そのベスト3は・・
(1)上を向いて歩こう
(2)いい日旅立ち
(3)名残り雪


また昼に

2014年04月12日 | 日常


ひと冬、ベランダの鉢植にかぶせてあったビニールをめくると、
ムスカリが小さな花をつけていた。
温室状態になっていたから、少し早目にお目覚めになったようだ。

立原道造「優しき歌」~「また昼に」
水戸部アサイさんのために詩編「優しき歌」が生まれたのだと思う。
それはすべて愛の歌である。

僕はもう はるかな青空やながれさる浮雲のことを
うたはないだらう……
昼の 白い光のなかで
おまへは 僕のかたはらに立つてゐる
花でなく 小鳥でなく
かぎりない おまへの愛を
信じたなら それでよい
僕は おまへを 見つめるばかりだ
いつまでも さうして ほほゑんでゐるがいい
老いた旅人や 夜 はるかな昔を どうして
うたふことがあらう おまへのために
さへぎるものもない 光のなかで
おまへは 僕は 生きてゐる
ここがすべてだ! ……僕らのせまい身のまはりに



さびしき野辺に

2014年04月10日 | 日常


百合が原公園
池のまわりの小路はまだびしゃびしゃで歩けそうもない。
しかし、公園を囲む広い道はすっかり乾いて、
長い冬から解放された子供たちの弾けそうな笑顔に早春の冷たい風が少し和んできた。

立原道造詩編「優しき歌」より「さびしき野辺に」
大げさでない素直なメロディが詩にマッチして、とても心地よい合唱曲になりました。

いま だれかが 私に
花の名を ささやいて行つた
私の耳に 風が それを告げた
追憶の日のやうに

いま だれかが しづかに
身をおこす 私のそばに
もつれ飛ぶ ちひさい蝶らに
手をさしのべるやうに

ああ しかし と
なぜ私は いふのだらう
そのひとは だれでもいい と

いま だれかが とほく
私の名を 呼んでゐる・・・・・ああ しかし
私は答へない おまへ だれでもないひとに




爽やかな五月に

2014年04月08日 | 日常


やちぶきが咲いていた。
わたしの心のなかではいちばん好きな花である。
それなのに・・
「おひたしにしたら美味しいんだよね」
そんな悪魔の声が聞こえたとき、1/1000秒間だけの殺意を抱いた。

月の光のこぼれるやうに おまへの頬に
溢れた 涙の大きな粒が すぢを曳いたとて
私は どうして それをささへよう!
おまへは 私を だまらせた……
 
《星よ おまへはかがやかしい
《花よ おまへは美しかつた
《小鳥よ おまへは優しかつた
 
……私は語つた おまへの耳に 幾たびも
 
だが たつた一度も 言ひはしなかつた
 
《私は おまへを 愛してゐる と
《おまへは 私を 愛してゐるか と
 
はじめての薔薇が ひらくやうに
泣きやめた おまへの頬に 笑ひがうかんだとて
私の心を どこにおかう?



夢みたものは・・・

2014年04月06日 | 日常


立原道造の詩が好きで、詩編「優しき歌」はこれまで何度も読み返していた。
「夢みたものは・・・」は序の歌の第Ⅹ編であって、
作曲家の木下牧子さんが親しい方の結婚式お祝いのため、この小曲を選んだわけだ。

立原道造は24歳で急逝する。彼の恋人が水戸部アサイさん。
堀多恵子(堀辰雄の妻)は”優しき歌の世界”の序文にこう述べている。
私はその夏の日、初めてアサイさんに出会った。
立原と同じ事務所に働く女性と聞いていたが、
いかにも立原さんの好きそうな楚々とした高原に咲く花のような感じを受けた記憶がある。
立原さんの没後、立原さんの周囲にいた友人たちはアサイさんの悲しみを汲み、
静かにそっとしておくのが一番だと思っていたようだ。
・・・
十年ほど前、追分にわざわざ訪ねて来られた時も私は留守をしていて会えなかった。
そのことをずっと残念に思っている。
アサイさんも今はもういない





「夢みたものは…」は、道造が恋人アサイにプロポーズした日の幸せを描いた詩であった。

夢みたものは ひとつの幸福
ねがつたものは ひとつの愛
山なみのあちらにも しづかな村がある
明るい日曜日の 青い空がある

日傘をさした 田舎の娘らが
着かざつて 唄をうたつてゐる
大きなまるい輪をかいて
田舎の娘らが 踊りををどつてゐる

告げて うたつてゐるのは
青い翼の一羽の小鳥
低い枝で うたつてゐる

夢みたものは ひとつの愛
ねがつたものは ひとつの幸福
それらはすべてここに ある と



旭川慕情

2014年04月05日 | 日常


わたしは旭川出身なので、
ユーチューブで 旭川を唄った歌 を探してます。
札幌、函館、小樽ならばメジャーな歌がたくさん浮かぶけど、旭川は案外と少ないんですね。
でも、「旭川慕情」は詩とメロディに情感があってこれはいい歌だと思いました。
また、ギターの響きが泣かせます。


時計台の鐘のなる街

2014年04月04日 | 日常


今日の雨で、雪解けが一挙にすすみそうだ。
それでも百合が原公園にチューリップが咲くのはひと月先のことだ。

youtube でみつけた歌・・
「時計台のある街」
浅沼修さんの作詞作曲唄です、
1970年代、北海道のユースホステルで歌い継がれていたそうです。
とてもいい歌ですね。こころが癒されます。