熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記~牡丹が咲き始めた

2012年04月26日 | わが庭の歳時記
   やっと、わが庭の牡丹の最初の一輪が開いた。
   他の牡丹の木の蕾も、大きく膨らんで色づき始めたので、ぼつぼつ咲き出して、ゴールデンウィーク以降あたりに見ごろになるのであろうか。
   芍薬は、それから少し遅れて時期がずれて咲くので、殆ど蕾は、まだ、大豆だいの大きさである。
   両方とも、花が大きいので、数が少なくても、咲き出せば、庭が、一気に華やかになる。
   
   椿は、もう殆ど終わってしまって、名残の椿がちらほら残っているだけだが、かわって、いきおいよく新芽が出て新緑の衣が美しい。
   鉢に植えてあるエリナと言う小輪の白い椿が、やっと、咲き始めた。
   ほんの2センチくらいの小さな花弁だが、か細くて儚げな風情が良い。
   


   華やかになり始めたのが、淡いクリーム色の苞が一面に広がったアメリカハナミズキで、隣の楠の赤みがかった新緑に映えて輝いている。
   モミジも、秋と同じように新緑が美しいのだが、野村や紅枝垂れなどは新芽から深紅色だし、葉先や縁が色づいていたりして面白い。
   私の庭には、永観堂の実生からのイロハモミジや野村など数本だが、他は、鉢植えで、もう、庭には植える場所が残っていないので、大きくなったらどうしようか考えているところで、獅子頭と琴の糸などを玄関先に置いて楽しんでいる。
   
   
   


   今庭で美しいのは、山吹で、私の庭には、一株しか残っていないが、黄色の八重で、とにかく、派手で華やかなのである。
   


   地面には、ヒヤシンスやムスカリ、チューリップ、水仙、パンジー、ハナニラなど、混みあって無茶苦茶に咲いているのだが、いつの間にか、犬の散歩で路傍の一株を貰って植えたスミレが、庭の花木の根元に広がって、ひっそりと咲いていて、中々雰囲気があって良い。
   千葉の森や林の木の根元には、時々、地面に張り付くような形でスミレの群落があるのだが、先日も、鎌倉の切通で見たので、全国に広がっているのだろうが、野生のスミレは、大体、紫色か淡い紫のようで、園芸店で売られているパンジーもどきのカラフルなスミレはないようである。
   
   
   
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