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遅い午後、佐倉城址公園に出かけて、本丸跡の八重桜を見に出かけた。
少し遅かったので、陽に映えた美しい桜を見ることが出来なかったが、丁度、タイミング良く、普賢象とカンザンは満開であった。
広い本丸跡に、大木とは言え、ほんの、普賢象が5~6本、カンザンが2本くらいなので、他に咲いている桜を加えても、ソメイヨシノの満開時のような華やかさはないが、近づいてみると、それなりに、厚ぼったい八重桜の量感は、圧倒的である。
今、まだ咲いている桜は、緑がかった白いウコン、白い一重のスルガダイニオイとオオシマザクラと僅かなので、佐倉の観光協会のホームページは、「城址公園の桜は終了しました」と報じている。
時間も時間なので、本丸跡まで来て八重桜を愛でる人は少なく、犬の散歩に来る近くの人とか、定年を終えたくらいの老夫婦が何組か、と言ったところである。
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城址公園から、車で20分くらいの距離なので、印旛沼に隣接している「ふるさと広場」のチューリップフェスタ(平成24年4月1日(日)~29日(日) 9:00~16:00)の会場に向かった。
主な行事は22日で終わっており、時間外の夕刻5時であるから、勿論、人はちらほらで、写真を撮っても、フレームに人が入らない。
以前に会期中の時間に行ったことがあるのだが、交通規制で車は動かず、駐車場には中々入れず、会場は人で一杯。
それからは、人のいない時間切れか会期後に行くことにしており、ゆっくりとチューリップと対話することが出来る。
この添付した写真にも出ているが、チューリップ畑と印旛沼の境界がソメイヨシノの桜並木になっていて、実に美しいのだが、チューリップの満開時からは少し早いので、タイミングがずれる。
私は、畑の間のトラクターの走る農道を、この桜並木まで車を走らせて、そこから、チューリップ畑の裏側、すなわち、入口ゲートの反対側からチューリップ畑に入り込んで、花を観賞する。
オランダ直輸入の立派な風車があるのだが、私がオランダで見たのは、すべて古い骨董の風車なので、雰囲気が大分違う。
キンデルダイクには、今でも20基近い風車が現役で、粉を引いたり水を上げたりしているのだが、風車自体がガタガタ大揺れしながら仕事をしている姿は迫力があって面白い。
この佐倉のチューリップ公園は、観光目的なので、私が毎年楽しみにして訪れていたリセ地方のチューリップ畑のように、球根を取るための農家の畑とは景観が大分違っている。
まず、満開の佐倉チューリップ公園の現状を紹介する。
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オランダでは、花が咲くのを確認すれば、球根を太らせるために、すぐに、花弁を切り取ってしまうので、花のない緑の帯が延々と伸びて、色の絨毯の迫力に欠けることがあるのだが、タイミングが良くて見ることが出来ると、広大な畑地に広がるカラフルな絨毯のスケールの大きさに感動する。
近くのキューケンホフのチューリップ公園には、わんさと人々が押しかけるが、リセのチューリップ畑を訪れる人など殆どいなかったので、私は、何時間も極彩色のチューリップ畑で過ごすのを楽しみにしていた。
尤も、仕事でロンドン、パリ、と飛びまわっていたので、タイミングが外れて、涙を飲むこともあったが、懐かしい思い出であり、私が花好きになったのも、このチューリップ畑の経験と、ロンドンに移ってから通い詰めた王立キューガーデン植物園での思い出が切っ掛けとなっているのだと思っている。
25年以上も前の写真をスキャンしたので色が退化しているが、リセのチューリップ畑の一部を紹介する。
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少し遅かったので、陽に映えた美しい桜を見ることが出来なかったが、丁度、タイミング良く、普賢象とカンザンは満開であった。
広い本丸跡に、大木とは言え、ほんの、普賢象が5~6本、カンザンが2本くらいなので、他に咲いている桜を加えても、ソメイヨシノの満開時のような華やかさはないが、近づいてみると、それなりに、厚ぼったい八重桜の量感は、圧倒的である。
今、まだ咲いている桜は、緑がかった白いウコン、白い一重のスルガダイニオイとオオシマザクラと僅かなので、佐倉の観光協会のホームページは、「城址公園の桜は終了しました」と報じている。
時間も時間なので、本丸跡まで来て八重桜を愛でる人は少なく、犬の散歩に来る近くの人とか、定年を終えたくらいの老夫婦が何組か、と言ったところである。
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城址公園から、車で20分くらいの距離なので、印旛沼に隣接している「ふるさと広場」のチューリップフェスタ(平成24年4月1日(日)~29日(日) 9:00~16:00)の会場に向かった。
主な行事は22日で終わっており、時間外の夕刻5時であるから、勿論、人はちらほらで、写真を撮っても、フレームに人が入らない。
以前に会期中の時間に行ったことがあるのだが、交通規制で車は動かず、駐車場には中々入れず、会場は人で一杯。
それからは、人のいない時間切れか会期後に行くことにしており、ゆっくりとチューリップと対話することが出来る。
この添付した写真にも出ているが、チューリップ畑と印旛沼の境界がソメイヨシノの桜並木になっていて、実に美しいのだが、チューリップの満開時からは少し早いので、タイミングがずれる。
私は、畑の間のトラクターの走る農道を、この桜並木まで車を走らせて、そこから、チューリップ畑の裏側、すなわち、入口ゲートの反対側からチューリップ畑に入り込んで、花を観賞する。
オランダ直輸入の立派な風車があるのだが、私がオランダで見たのは、すべて古い骨董の風車なので、雰囲気が大分違う。
キンデルダイクには、今でも20基近い風車が現役で、粉を引いたり水を上げたりしているのだが、風車自体がガタガタ大揺れしながら仕事をしている姿は迫力があって面白い。
この佐倉のチューリップ公園は、観光目的なので、私が毎年楽しみにして訪れていたリセ地方のチューリップ畑のように、球根を取るための農家の畑とは景観が大分違っている。
まず、満開の佐倉チューリップ公園の現状を紹介する。
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オランダでは、花が咲くのを確認すれば、球根を太らせるために、すぐに、花弁を切り取ってしまうので、花のない緑の帯が延々と伸びて、色の絨毯の迫力に欠けることがあるのだが、タイミングが良くて見ることが出来ると、広大な畑地に広がるカラフルな絨毯のスケールの大きさに感動する。
近くのキューケンホフのチューリップ公園には、わんさと人々が押しかけるが、リセのチューリップ畑を訪れる人など殆どいなかったので、私は、何時間も極彩色のチューリップ畑で過ごすのを楽しみにしていた。
尤も、仕事でロンドン、パリ、と飛びまわっていたので、タイミングが外れて、涙を飲むこともあったが、懐かしい思い出であり、私が花好きになったのも、このチューリップ畑の経験と、ロンドンに移ってから通い詰めた王立キューガーデン植物園での思い出が切っ掛けとなっているのだと思っている。
25年以上も前の写真をスキャンしたので色が退化しているが、リセのチューリップ畑の一部を紹介する。
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花や木にいつか自分の興味が移ろっていくことを楽しみにしていますが、これほどの衝撃を味わうことは自分の人生ではまだありませんからねぇ。。。