■明日は8月15日
明日は終戦記念日ですが、本日は佐世保からの記事更新です。
日米関係は同盟国、という位置づけではあるのですが、我が国が必要と考えられる防衛負担、即ち国土の防衛だけではなく経済や交易を維持するだけの地域大国としての軍事的負担を忌避してきたことにより同盟関係は双方から片務的、と識者や政治家に称されるることがあります。事実関係としてはこの佐世保基地を俯瞰しますと、確かに、と思うところもあるわけです。
さて、日本の防衛について、特に3月11日とそれに関連する原子力政策の転換とともに、日本が今後も繁栄の道を模索するのであれば防衛力についての考えを再検討する必要がある、ということを幾度か提示してきました。しかし同時に現在の同盟関係の水準を維持しなければ外交上の誤解を招く恐れがあり、これには外交力、同盟国を説得する能力も今以上に重要となります。そんな事を考えつつ、佐世保を散策してきました。
北大路機関:はるな
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