■朝の佐世保に日米艦艇
佐世保は中々行く事が出来ない街の一つです、COVID-19の時代ゆえに旅そのものができないものです。そこで今回からその佐世保と日米艦艇の日常風景を一つ紹介しましょう。
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トーテュガLSD-46、米軍基地の朝は早い、ホイットビーアイランド級ドック型揚陸艦が朝日上り間もない佐世保基地へ入港します、ホイットビーアイランド級は海上自衛隊の輸送艦おおすみ型とは上部構造物の大きさが根本から違う見慣れないという印象ではある。
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しらたか。はやぶさ型ミサイル艇の入港です。佐世保の朝の早さというわけではありませんが、艦艇の出入港の様子というものは内陸の都市部に暮らしていると中々見られない、鴨川を遡上してきたら大変だが、不思議な日常風景というべきでしょうか眺めて飽きない。
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あさゆき。朝は早い、というわけではないでしょうが護衛艦あさゆき出航も背景に映ります。あさゆき、2020年11月20日、つまりコロナ禍下に除籍されまして、あの勇壮な護衛艦はつゆき型は練習艦転籍艦を含め2021年4月7日までに全12隻は任務を完了しました。
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ホイットビーアイランド級はアメリカ海軍第三世代のドック型揚陸艦で、第二次世界大戦中にイギリスで発想された浮きドックに上陸用舟艇多数を搭載して自航させ、渡洋作戦能力を付与するとしたアシュランド級とその戦後型にあたるトーマストン級が第一世代です。
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トーテュガ、あさゆき。こうやって見てみますと護衛艦はつゆき型というものも意外と大きいのだなあ、と感心させられます。日米艦艇が行き交う、これも佐世保の日常風景という。トーテュガ、外見が特徴的なのですが、アンカレッジ級ドック型揚陸艦の改良型だ。
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おおたか出航準備、こちらもミサイル艇はやぶさ型で水上打撃に特化した小型水上戦闘艦です、もっとも小型対艦ミサイルを搭載した哨戒ヘリコプターは不得手でして、一方で少人数で運用可能ですので我が国周辺海域での警戒監視任務には最適な艦艇の一つと思う。
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アンカレッジ級ドック型揚陸艦、戦後第二世代のドック型揚陸艦は動く浮ドックという第一世代を更に進め、乗員居住区や車両甲板と飛行甲板の複合的運用等を盛り込みました、そこに最新鋭のLCAC運用能力を付与したものが、ホイットビーアイランド級というもの。
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佐世保は揚陸艦の基地です、横須賀が空母に巡洋艦と駆逐艦の基地であるのとは対照的で、強襲揚陸艦とドック型揚陸艦にドック型輸送揚陸艦等が並び、これを支援する機雷掃討艇等も配備されている。朝鮮半島有事や台湾海峡有事に際しては在沖海兵隊と合流するべく。
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ワスプ級強襲揚陸艦やアメリカ級強襲揚陸艦、佐世保を探訪しますと最初に気付くのはアメリカ海軍の揚陸艦、その巨大さです。私が初めて強襲揚陸艦を見上げたのは1990年代半ば、自分の高校の校舎よりも巨大な軍艦、米軍揚陸艦に圧倒されたのを今も思い出します。
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あさゆき、トーテュガの重なり。因みに護衛艦はつゆき型は全て除籍されましたが、来年の2022年には待望の後継艦である護衛艦もがみ型竣工が始ります、はつゆき型は基準排水量2900t型護衛艦として設計されましたが、後継艦は基準排水量3900tとかなり大型化へ。
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佐世保基地、この日の朝の様子は情景の通り、イージス艦こんごう、ミサイル護衛艦しまかぜ、仲良く並んでいます。しまかぜ、現在は練習艦へ転籍され練習艦隊へ編入、こちらはイージスシステムよりも古いターターシステム艦となっており、性能に限界があります。
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こんごう、2021年の今日から考えますと十年前の2011年の情景ではありますが、こんごう竣工は1993年、そろそろ後継艦の建造にめどをつけねばなりません、しかしすると、こんごう、も将来的には練習艦隊へ編入されるのか、この部分は少し関心事ではありますね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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佐世保は中々行く事が出来ない街の一つです、COVID-19の時代ゆえに旅そのものができないものです。そこで今回からその佐世保と日米艦艇の日常風景を一つ紹介しましょう。
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トーテュガLSD-46、米軍基地の朝は早い、ホイットビーアイランド級ドック型揚陸艦が朝日上り間もない佐世保基地へ入港します、ホイットビーアイランド級は海上自衛隊の輸送艦おおすみ型とは上部構造物の大きさが根本から違う見慣れないという印象ではある。
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しらたか。はやぶさ型ミサイル艇の入港です。佐世保の朝の早さというわけではありませんが、艦艇の出入港の様子というものは内陸の都市部に暮らしていると中々見られない、鴨川を遡上してきたら大変だが、不思議な日常風景というべきでしょうか眺めて飽きない。
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あさゆき。朝は早い、というわけではないでしょうが護衛艦あさゆき出航も背景に映ります。あさゆき、2020年11月20日、つまりコロナ禍下に除籍されまして、あの勇壮な護衛艦はつゆき型は練習艦転籍艦を含め2021年4月7日までに全12隻は任務を完了しました。
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ホイットビーアイランド級はアメリカ海軍第三世代のドック型揚陸艦で、第二次世界大戦中にイギリスで発想された浮きドックに上陸用舟艇多数を搭載して自航させ、渡洋作戦能力を付与するとしたアシュランド級とその戦後型にあたるトーマストン級が第一世代です。
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トーテュガ、あさゆき。こうやって見てみますと護衛艦はつゆき型というものも意外と大きいのだなあ、と感心させられます。日米艦艇が行き交う、これも佐世保の日常風景という。トーテュガ、外見が特徴的なのですが、アンカレッジ級ドック型揚陸艦の改良型だ。
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おおたか出航準備、こちらもミサイル艇はやぶさ型で水上打撃に特化した小型水上戦闘艦です、もっとも小型対艦ミサイルを搭載した哨戒ヘリコプターは不得手でして、一方で少人数で運用可能ですので我が国周辺海域での警戒監視任務には最適な艦艇の一つと思う。
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アンカレッジ級ドック型揚陸艦、戦後第二世代のドック型揚陸艦は動く浮ドックという第一世代を更に進め、乗員居住区や車両甲板と飛行甲板の複合的運用等を盛り込みました、そこに最新鋭のLCAC運用能力を付与したものが、ホイットビーアイランド級というもの。
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佐世保は揚陸艦の基地です、横須賀が空母に巡洋艦と駆逐艦の基地であるのとは対照的で、強襲揚陸艦とドック型揚陸艦にドック型輸送揚陸艦等が並び、これを支援する機雷掃討艇等も配備されている。朝鮮半島有事や台湾海峡有事に際しては在沖海兵隊と合流するべく。
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ワスプ級強襲揚陸艦やアメリカ級強襲揚陸艦、佐世保を探訪しますと最初に気付くのはアメリカ海軍の揚陸艦、その巨大さです。私が初めて強襲揚陸艦を見上げたのは1990年代半ば、自分の高校の校舎よりも巨大な軍艦、米軍揚陸艦に圧倒されたのを今も思い出します。
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あさゆき、トーテュガの重なり。因みに護衛艦はつゆき型は全て除籍されましたが、来年の2022年には待望の後継艦である護衛艦もがみ型竣工が始ります、はつゆき型は基準排水量2900t型護衛艦として設計されましたが、後継艦は基準排水量3900tとかなり大型化へ。
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佐世保基地、この日の朝の様子は情景の通り、イージス艦こんごう、ミサイル護衛艦しまかぜ、仲良く並んでいます。しまかぜ、現在は練習艦へ転籍され練習艦隊へ編入、こちらはイージスシステムよりも古いターターシステム艦となっており、性能に限界があります。
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こんごう、2021年の今日から考えますと十年前の2011年の情景ではありますが、こんごう竣工は1993年、そろそろ後継艦の建造にめどをつけねばなりません、しかしすると、こんごう、も将来的には練習艦隊へ編入されるのか、この部分は少し関心事ではありますね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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