■四〇km先狙う3.2tのUFH
世界には凄いものがあると防衛装備品を視ていますと唸らされまして、防衛装備庁も先進軽量砲を開発していますがM-777は凄い。
M-777超軽量榴弾砲二門に日章旗と星条旗、M-777は世界最先端の榴弾砲です。一般常識として155mm榴弾砲は重いものですが、イギリスのヴィッカースVSEL社は特殊合金などを多用して多用途ヘリコプターにて輸送できるまで軽量化することを構想しました。
富士山とM-777と日章旗と星条旗、ウルトラライト野砲をしめすUFHとして1990年代に開発されまして、驚くなかれ重量は3.2t、諸々の装備をつけますと4.2tになりますが、米軍前型のM-198榴弾砲が7.2t、自衛隊FH-70榴弾砲が9.6tですので驚きの軽さといえる。
M-777超軽量榴弾砲のAPU補助動力装置、自衛隊も主力として用いているM-107榴弾を基本的に用いるのですが、M-982誘導砲弾エクスカリバーを用いた場合の射程は40kmに達します、そのため目標緒原入力にはこのAPUが必要となります、M-982は7万ドルほど。
M-777超軽量榴弾砲のAC方位盤、FBCB2データリンク端末連接させることで正確な方位角を迅速に算出できます。M-777は砲架が十字型という独特な形状を採用しているために迅速な陣地変換には限度がありますが、標定は迅速に行い陣地進入後の射撃は迅速だ。
M-777の装填装置部分、昔の高射砲のような砲架は反動を抑えるためで軽量化のために最大射撃速度は毎分5発とFH-70よりも抑えられていますが実はこれ、19式装輪自走榴弾砲よりも自衛隊向きの装備と思うのです、運用次第で陣地変換も高速化できる、これが強み。
M-777の砲座部分、実はヴィッカースを引き継ぐBAE社では砲座を直接トレーラ基部に載せるガンポーティー方式の簡易自走榴弾砲を提案、特殊な形状の砲座はそのまま牽引すると日本の道路運送車両法車両限界を超える全長となるが、載せれば長さの問題ありません。
CH-47J輸送ヘリコプターと巨大な回転翼を正面から。川崎重工においてライセンス生産を行い、陸上自衛隊が55機、航空自衛隊が20機、実に75機も保有しています。大型輸送ヘリは非常に高価で20機以上保有する国は少なく、自衛隊に重要な"数の揃った装備"の一つ。
M-16A4を携行し警戒に当たる海兵たち。有名なM-16A2小銃を光学照準装置や擲弾発射装置に二脚追加へ対応するレイルシステムへ強化設計したもの。陸軍では短縮型で運びやすいM-4A1カービンに交代した長大な小銃で、長距離で撃ち合う海兵ではM-16は現役だ。
UH-60JA多用途ヘリコプターと陸軍のUH-60L汎用ヘリコプター、おもわぬところで日米ブラックホークのご対面となりました、自衛隊では哨戒ヘリコプターに救難ヘリコプターと多用途ヘリコプター、最近は海上自衛隊輸送ヘリコプターにも採用、200機以上量産した。
UH-60L汎用ヘリコプター、陸軍の機体です。在日米陸軍航空大隊として神奈川県のキャンプ座間に置かれている航空機で、第1軍団前方司令部と国連軍後方司令部の置かれたキャンプ座間の司令部輸送用、第1軍団には2012年に再編された第7歩兵師団などが就く。
LAV-Mを真正面より。在沖米軍では第31海兵遠征群MEUの軽装甲偵察中隊に配備されています、MEUは海兵大隊と砲兵中隊に軽装甲偵察中隊と戦車小隊及び戦闘工兵中隊これらをGCE地上戦闘部隊として包括、ACE航空戦闘部隊やLCE戦闘支援部隊と組んだもの。
96式装輪装甲車とLAV-25、海兵軽装甲偵察中隊はLAV-25軽装甲車14両とLAV-AT自走対戦車ミサイル4両にLAV-M自走迫撃砲2両、LAV-L装甲兵站輸送車3両にLAV-R装甲回収車1両とLAV-C指揮通信車1、LAVシリーズの装甲車25両で構成される強力です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
世界には凄いものがあると防衛装備品を視ていますと唸らされまして、防衛装備庁も先進軽量砲を開発していますがM-777は凄い。
M-777超軽量榴弾砲二門に日章旗と星条旗、M-777は世界最先端の榴弾砲です。一般常識として155mm榴弾砲は重いものですが、イギリスのヴィッカースVSEL社は特殊合金などを多用して多用途ヘリコプターにて輸送できるまで軽量化することを構想しました。
富士山とM-777と日章旗と星条旗、ウルトラライト野砲をしめすUFHとして1990年代に開発されまして、驚くなかれ重量は3.2t、諸々の装備をつけますと4.2tになりますが、米軍前型のM-198榴弾砲が7.2t、自衛隊FH-70榴弾砲が9.6tですので驚きの軽さといえる。
M-777超軽量榴弾砲のAPU補助動力装置、自衛隊も主力として用いているM-107榴弾を基本的に用いるのですが、M-982誘導砲弾エクスカリバーを用いた場合の射程は40kmに達します、そのため目標緒原入力にはこのAPUが必要となります、M-982は7万ドルほど。
M-777超軽量榴弾砲のAC方位盤、FBCB2データリンク端末連接させることで正確な方位角を迅速に算出できます。M-777は砲架が十字型という独特な形状を採用しているために迅速な陣地変換には限度がありますが、標定は迅速に行い陣地進入後の射撃は迅速だ。
M-777の装填装置部分、昔の高射砲のような砲架は反動を抑えるためで軽量化のために最大射撃速度は毎分5発とFH-70よりも抑えられていますが実はこれ、19式装輪自走榴弾砲よりも自衛隊向きの装備と思うのです、運用次第で陣地変換も高速化できる、これが強み。
M-777の砲座部分、実はヴィッカースを引き継ぐBAE社では砲座を直接トレーラ基部に載せるガンポーティー方式の簡易自走榴弾砲を提案、特殊な形状の砲座はそのまま牽引すると日本の道路運送車両法車両限界を超える全長となるが、載せれば長さの問題ありません。
CH-47J輸送ヘリコプターと巨大な回転翼を正面から。川崎重工においてライセンス生産を行い、陸上自衛隊が55機、航空自衛隊が20機、実に75機も保有しています。大型輸送ヘリは非常に高価で20機以上保有する国は少なく、自衛隊に重要な"数の揃った装備"の一つ。
M-16A4を携行し警戒に当たる海兵たち。有名なM-16A2小銃を光学照準装置や擲弾発射装置に二脚追加へ対応するレイルシステムへ強化設計したもの。陸軍では短縮型で運びやすいM-4A1カービンに交代した長大な小銃で、長距離で撃ち合う海兵ではM-16は現役だ。
UH-60JA多用途ヘリコプターと陸軍のUH-60L汎用ヘリコプター、おもわぬところで日米ブラックホークのご対面となりました、自衛隊では哨戒ヘリコプターに救難ヘリコプターと多用途ヘリコプター、最近は海上自衛隊輸送ヘリコプターにも採用、200機以上量産した。
UH-60L汎用ヘリコプター、陸軍の機体です。在日米陸軍航空大隊として神奈川県のキャンプ座間に置かれている航空機で、第1軍団前方司令部と国連軍後方司令部の置かれたキャンプ座間の司令部輸送用、第1軍団には2012年に再編された第7歩兵師団などが就く。
LAV-Mを真正面より。在沖米軍では第31海兵遠征群MEUの軽装甲偵察中隊に配備されています、MEUは海兵大隊と砲兵中隊に軽装甲偵察中隊と戦車小隊及び戦闘工兵中隊これらをGCE地上戦闘部隊として包括、ACE航空戦闘部隊やLCE戦闘支援部隊と組んだもの。
96式装輪装甲車とLAV-25、海兵軽装甲偵察中隊はLAV-25軽装甲車14両とLAV-AT自走対戦車ミサイル4両にLAV-M自走迫撃砲2両、LAV-L装甲兵站輸送車3両にLAV-R装甲回収車1両とLAV-C指揮通信車1、LAVシリーズの装甲車25両で構成される強力です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)