北大路機関

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【京都発幕間旅情】JR西日本521系とあいの風ライナー,北陸本線第三セクター移管後のライナー運行

2024-01-28 07:01:54 | コラム
■あいの風ライナー
 ライナーというと沼津から実質豊橋まで行くホームライナー浜松3号を思い浮かべてしまうのですが北陸にも100km以上走るライナーがあるという。

 北陸本線の北陸新幹線敦賀駅開業に伴い平行線部分がJR西日本から第三セクターの、はぴねすラインふくい鉄道とIRいしかわ鉄道に移管されます。そこで北陸本線の特急サンダーバードは敦賀駅どまりとなりますが、ライナー運行などは今後行われるのでしょうか。

 あいの風ライナー、先行して北陸新幹線金沢開業と共に第三セクター化された並行在来線として、IRいしかわ鉄道と、あいの風とやま鉄道が運行されていますが、2015年から、この二つの第三セクター会社を横断する実に108kmという長距離をライナーが運行中です。

 ライナーは、金沢と石動に高岡と小杉を経て富山に停車し、富山から滑川と魚津に黒部を経て入善と泊、以上108kmを運行しています。この停車駅はサンダーバード、おはようエクスプレス停車駅を踏襲していまして、車両はJR西日本から移管の521系を使っている。

 521系電車を使っているのですが全席指定席となっていて、乗車には300円のライナー券を購入する事になります、これは、ホームライナーはままつ号と似ている方式ですが、指定席である事と特急車ではなく普通列車の快速運行となっているのが異なる点といえます。

 敦賀から富山までライナーが運行されたならば、もちろん多くの方は新幹線を利用するのだろうけれども、新しい観光需要を掘り起こす事が出来るのかもしれません、こういいますのもライナー券は新幹線は勿論、現特急料金よりも割安で安価を売りにできる為です。

 能登半島の被災地を応援するならば、北陸新幹線開通後もサンダーバードの和倉温泉のりいれを、若干延長して大阪から、敦賀と金沢で乗換えなくとも直接行けるよう半年程度配慮する選択肢もあると思うのですが、もう一つ、ライナーという選択も考えられるのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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