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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-横須賀,軍港都市で頂く東京駅からの旅気分

2021-10-24 18:21:12 | グルメ
■横須賀で駅弁片手に旅気分
 北海道の札幌駅でイクラの美味しい駅弁に感激したものですが豊洲のある東京にも引けを取らない美味い駅弁が在る。

 自衛隊関連行事が予定通りに行われていました時代には、移動の際の駅弁というものは旅情誘う楽しみでした、護衛艦ひゅうが艦内で名古屋名物とり飯をいただいたこともありますが、弁当屋の弁当やコンビニ弁当とは違う風情というものが、駅弁にはあるとおもう。

 横須賀に宿泊して東京でワクチン接種を受ける、そんな非日常と云えるCOVID-19の最中の旅情を愉しんだのですが、逗留しましたのは九月初旬、空母クイーンエリザベス日本寄港と新型コロナ感染拡大第五波の最中、流石に外食を愉しめる雰囲気ではありません。

 東京駅で美味しそうな駅弁を購入して、それでホテルの愉しみとしよう。なかなか奥歯にものの挟まったような愉しみかたですが、実際のところこの二年間は旅行とリスクを両立しようとしましたらば、こんな感じになっていましたよ。その分、駅弁で旅情を愉しもう。

 うまい、唸るというか旨いと、そうつぶやくに限るような駅弁というものがあります。まぐろいくら弁当。これがその一つなのかもしれません、東京駅のお弁当売場で買い求めたもの。なにしろインパクトからして期待を誘うものなのですから、そして期待通り。

 駅弁、これは電車の中でビールを片手に、いや気動車のなかで清酒を片手に、でも良いのですけれども、これが"粋"というものなのだとおもっていましたが、昨今は新幹線車内でも酒類販売が自粛されている状況、まさに世界はCOVID-19を相手とした戦時なのだ。

 まぐろいくら弁当、横須賀のホテルで頂きました。いや東京駅で買い求めたもので、前に東京駅で見かけた際に、これは絶対おいしいに決まっている、と惹かれたのですが、名前はどう眺めてもナマものですので、これを新幹線で遙か持ち帰る時間はない、だから。

 深紅のイクラとマグロ、予想通り並んでいる。そう、そしてワサビ醤油もついているのですから、こぼさないように、慎重に、しかし大胆に掛けて頂く、と弾けるのですよ、口の中でイクラが。マグロを頂いたつもりがついてきたのですね、意表を突く旨さ美味しさ。

 マグロの酸味といいますか、ヘモグロビンの主張と旨味、これも変な弁当箱ではなく頑丈な駅弁の弁当箱だからこそ手元を口元に近づけて、思い切り野趣あふれるようなかき込み、という楽しさがあるのですが、イクラの塩気と滋味共々、たのしめるものなのですよ。

 駅弁はコンパクトですし、汽車のなかで頂くものですので弁当箱が頑丈にできている、環境大臣セクシー小泉の地元横須賀で、エコに逆行するような頑丈な弁当箱ですが、華奢な弁当箱で中身をブチまける食材ロスにくらべれば、よほどまし。そしてかきこむ快感が旅情を感じますね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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