榛名さんの総監部グルメ日誌
ふいりょうすだったか一旦違う覚え方をすると難しくなるが急ぎWeb検索しても変な名前の俳優の名前ばかり当り改めて誰だよとインターネットの危うさを知る。
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不思議な、春とおもいました。さくら開花時期は霊験より遅いという事ですが何より昨年が暖冬の先に熱い春が来ましたので開花が早く、昨年より今年は二週間ほど開花が遅れたが、しかしその後は早かった、御室桜と染井吉野の満開時期が重なったほどだ。
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四条大宮、京都でも不思議な風情を醸していまして、そう嵐山も嵯峨野も嵐電で一本という割には阪急で中心部や大阪に通じて、しかし京都駅からは乗り継ぎが不便故に観光客が少ないという、路面電車のような嵐電のごうんごうん響く先に素敵な繁華街があるという。
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ビールをグラスに注いで、お通しをつんつんと摘まみつつ、さてと今年の桜花をコンデジのG7Xで再生しつつ見直してみる、琥珀色の麦酒をちびりちびりやりつつ、注文の時機を忙しい大将さんの幕間というのも見極めつつ、さあて肴はなんにするかなあ。
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おでん。小春日和ということもありますので、そろそろ冬の温まるための食べ物という印象からその季節の移ろいを感じるべきなのかもしれませんが、急に寒も戻りがありましたから、やっぱり食べておこうじゃあないか、ということで歩み進めました次第で。
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大根は外せない、けれどもがんもにするか揚げ物にするか、蒟蒻というのも捨てがたいけれども一気に大量注文するといざお口に運ぶ際に熱々が逃げてしまうので、と注文すると流石はおでん、大将がさっと美味しいどこを掬って手早く切り込み目の前に直ぐ。
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焼き鳥、おでんばかりというのもなんですからバランスよくねぎまを一本注文しまして、その間にまあ冷や酒を嗜み、そしておでんをつんつんと。狭いお店故に目の前で焼き鳥が焼きあがってゆくのを眺めるのもまた愉しい時間の過ごし方なのかもしれない。
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春は曙、といいますので焼酎なマイラブリーエンジェルぼのたん、という取り合わせもお勧めなもの。清酒から始めるか、それとも先ず焼酎でさっぱりしてみるのか。こう考えていますと、隣の方が煙草を吸い始めてしまったので、ああ、となっていきます。
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竹輪、生姜天に大根、と第一弾はこう決めまして、しゅわしゅわ云うビールのグラスとともに。瓶ビールというのは自分で注ぐために調整できるのが良い。そして大根はほかの方も一斉に注文するだけ、あれだけあった大根がみるみるカンバンへまっしぐら。
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盛司、カウンターだけの小さな、しかしこういう気軽さが良いのだ、と思いつつガラス戸をがらがらと開けまして、メニューなんかは見ずに、指差しでこれとこれと後はそれ、と。通ぶった注文の仕方ではきざのようですけれども、おでんは気分でえらびたい。
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がんも、とかなりかんがえたのだけれどまあここはこのところ食べていない、ふいりょうす。蒟蒻、揚げ豆腐、第二弾はこんな感じで注文しました。出汁わり、というのも一瞬考えたのですが、出汁割にみなさん練り辛子とか、混ぜるか別かどうやっていますか。
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くーねるまるた、というポルトガルから来日した女子大生というか遊学中のまるたさんが主人公の漫画があり、ひろうす、という食べ物は元々南蛮文化として安土桃山時代にポルトガルから来たフィリオースが語源といい、ふいりょうす、と思えてしまった。
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ビールでとりあえず始めたのだけれども、その次はやっぱり清酒だよねえ、と続いて剣菱を注文しました。もちろん冷やで。桝にコップ酒という小粋な感じで直ぐにやってきまして、まずは零さぬように一口とこう啜り、熱いおでんと冷や酒という取り合わせ。
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艦砲や戦車砲の硝煙は問題ないのだけれどもこのCOVID-19の長い期間、愛煙家と接点が年単位でなくなると煙草の匂いがどうにも苦手になってしまった、もう一本行きたかったが、飲んで食べていい頃合いになったところですし、と納得し、お店を後にしました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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ふいりょうすだったか一旦違う覚え方をすると難しくなるが急ぎWeb検索しても変な名前の俳優の名前ばかり当り改めて誰だよとインターネットの危うさを知る。
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不思議な、春とおもいました。さくら開花時期は霊験より遅いという事ですが何より昨年が暖冬の先に熱い春が来ましたので開花が早く、昨年より今年は二週間ほど開花が遅れたが、しかしその後は早かった、御室桜と染井吉野の満開時期が重なったほどだ。
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四条大宮、京都でも不思議な風情を醸していまして、そう嵐山も嵯峨野も嵐電で一本という割には阪急で中心部や大阪に通じて、しかし京都駅からは乗り継ぎが不便故に観光客が少ないという、路面電車のような嵐電のごうんごうん響く先に素敵な繁華街があるという。
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ビールをグラスに注いで、お通しをつんつんと摘まみつつ、さてと今年の桜花をコンデジのG7Xで再生しつつ見直してみる、琥珀色の麦酒をちびりちびりやりつつ、注文の時機を忙しい大将さんの幕間というのも見極めつつ、さあて肴はなんにするかなあ。
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おでん。小春日和ということもありますので、そろそろ冬の温まるための食べ物という印象からその季節の移ろいを感じるべきなのかもしれませんが、急に寒も戻りがありましたから、やっぱり食べておこうじゃあないか、ということで歩み進めました次第で。
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大根は外せない、けれどもがんもにするか揚げ物にするか、蒟蒻というのも捨てがたいけれども一気に大量注文するといざお口に運ぶ際に熱々が逃げてしまうので、と注文すると流石はおでん、大将がさっと美味しいどこを掬って手早く切り込み目の前に直ぐ。
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焼き鳥、おでんばかりというのもなんですからバランスよくねぎまを一本注文しまして、その間にまあ冷や酒を嗜み、そしておでんをつんつんと。狭いお店故に目の前で焼き鳥が焼きあがってゆくのを眺めるのもまた愉しい時間の過ごし方なのかもしれない。
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春は曙、といいますので焼酎なマイラブリーエンジェルぼのたん、という取り合わせもお勧めなもの。清酒から始めるか、それとも先ず焼酎でさっぱりしてみるのか。こう考えていますと、隣の方が煙草を吸い始めてしまったので、ああ、となっていきます。
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竹輪、生姜天に大根、と第一弾はこう決めまして、しゅわしゅわ云うビールのグラスとともに。瓶ビールというのは自分で注ぐために調整できるのが良い。そして大根はほかの方も一斉に注文するだけ、あれだけあった大根がみるみるカンバンへまっしぐら。
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盛司、カウンターだけの小さな、しかしこういう気軽さが良いのだ、と思いつつガラス戸をがらがらと開けまして、メニューなんかは見ずに、指差しでこれとこれと後はそれ、と。通ぶった注文の仕方ではきざのようですけれども、おでんは気分でえらびたい。
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がんも、とかなりかんがえたのだけれどまあここはこのところ食べていない、ふいりょうす。蒟蒻、揚げ豆腐、第二弾はこんな感じで注文しました。出汁わり、というのも一瞬考えたのですが、出汁割にみなさん練り辛子とか、混ぜるか別かどうやっていますか。
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くーねるまるた、というポルトガルから来日した女子大生というか遊学中のまるたさんが主人公の漫画があり、ひろうす、という食べ物は元々南蛮文化として安土桃山時代にポルトガルから来たフィリオースが語源といい、ふいりょうす、と思えてしまった。
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ビールでとりあえず始めたのだけれども、その次はやっぱり清酒だよねえ、と続いて剣菱を注文しました。もちろん冷やで。桝にコップ酒という小粋な感じで直ぐにやってきまして、まずは零さぬように一口とこう啜り、熱いおでんと冷や酒という取り合わせ。
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艦砲や戦車砲の硝煙は問題ないのだけれどもこのCOVID-19の長い期間、愛煙家と接点が年単位でなくなると煙草の匂いがどうにも苦手になってしまった、もう一本行きたかったが、飲んで食べていい頃合いになったところですし、と納得し、お店を後にしました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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