■久居駐屯地祭2023
自衛隊行事を撮影しても掲載する時機を逃すと少々遅れる事は北大路機関では毎度なのですけれども。
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今更ではありますが4月9日の久居駐屯地第33普通科連隊創設記念行事の様子を紹介しましょう。三重県津市、近鉄久居駅前に鷲のマークの普通科連隊隊舎が見えまして本当に駅前の駐屯地、というのが久居駐屯地です。駐屯地祭は駐屯地に隣接する訓練場で行われる。
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連隊記念行事、スタンド席が設置されます。スタンド席は基本的に招待客用となっているのですけれども、端の方のスタンド席は一般用となっていまして、実は今回スタンド席は若干遅い時間帯に到着する予定でしたので諦めていたのですが、偶然にしても友人さんが。
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名古屋の方と大阪の方、近鉄が結ぶ二つの大都市、というところでしょうか。感謝しつつ着席しました、そして久々のスタンド席という事どぁすれ層になっているのですが、スタンド席はお茶その他を落としやすいので注意が必要です、レンズとか落とすと大変ですね。
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式典を撮影するのはスタンド席が一番なのだけれども、訓練展示は撮影位置がいろいろあります、ただ、久居駐屯地は災害派遣展示に戦車中心から車両中心の展示に伝統的な普通科連隊らしい訓練展示まで行われますので、そういったいみでは撮影位置が難しいのだ。
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ヘリコプター、久居訓練場の名物はV-107輸送ヘリコプターとUH-1H多用途ヘリコプターの用途廃止航空機が置かれていた事なのですが、老朽化といいますか航空機の金属腐食でしょう、今年度の行事までに処分されていたようで見られなかったのは残念でしたね。
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駐車場が訓練場の伊勢湾側に用意されていたようで、撮影位置ですが、この式典会場から見て奥側が、開放されていたという訳ではないのだけれども通路として確保されていて、早い時間帯は移動するよう言われていたのですが最終的に見学者へ開放されていました。
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久居駐屯地に駐屯する第33普通科連隊は中部方面隊で最初に軽装甲機動車が配備された普通科連隊です。その配備開始は2002年というもので考えれば早いものでもう21年となりました。配備されたのは18両、当時はまだ小銃が64式小銃に62式機銃だった時代です。
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高機動車が配備されているところに軽装甲機動車が配備されたのですが、その前は連隊本部管理中隊の輸送小隊が装備していたトラックで辛うじて自動車化されていたという話ですから、高機動車により自動車化されたというだけでも自衛隊普通科連隊に大きな一歩だ。
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しかし、アメリカ海兵隊のライフル中隊さんの訓練を見るようになりますと、彼らが装甲トラックで移動していて、要するに徒歩歩兵なのだけれども必要に応じてかなり頑丈なトラックで移動している様子を見ますと、装甲輸送小隊、という選択肢の合理性も考える。
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パトリアAMV装甲車のようなものは無理でも、オーストラリア製ブッシュマスター歩兵機動車のような装甲車両を大量配備しては同なのかな、と考える事はあるのです、何故ならば世界にはトヨタダイナトラックの車体を装輪装甲車に応用した実例もあるのだから。
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マンバ耐爆車両、南アフリカが開発した装甲車両で地雷への耐性の強さから耐爆車両の原型といわれる装甲車両なのですが、この車体部分がトヨタダイナなのですね。改良型からはウニモグトラックを応用しているが、これを考えれば安価な国産装甲車はありえる。
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普通科部隊の装甲車両強化は、結局装甲車が不要な場面では降りれば良いのだから、まず数を揃えて乗るか降りるの選択肢を選べるようにすべきと思う、ウクライナ戦争を筆頭に戦争を見れば装甲車両の重要性というものを毎回のように痛感してしまうのですからね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
自衛隊行事を撮影しても掲載する時機を逃すと少々遅れる事は北大路機関では毎度なのですけれども。
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今更ではありますが4月9日の久居駐屯地第33普通科連隊創設記念行事の様子を紹介しましょう。三重県津市、近鉄久居駅前に鷲のマークの普通科連隊隊舎が見えまして本当に駅前の駐屯地、というのが久居駐屯地です。駐屯地祭は駐屯地に隣接する訓練場で行われる。
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連隊記念行事、スタンド席が設置されます。スタンド席は基本的に招待客用となっているのですけれども、端の方のスタンド席は一般用となっていまして、実は今回スタンド席は若干遅い時間帯に到着する予定でしたので諦めていたのですが、偶然にしても友人さんが。
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名古屋の方と大阪の方、近鉄が結ぶ二つの大都市、というところでしょうか。感謝しつつ着席しました、そして久々のスタンド席という事どぁすれ層になっているのですが、スタンド席はお茶その他を落としやすいので注意が必要です、レンズとか落とすと大変ですね。
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式典を撮影するのはスタンド席が一番なのだけれども、訓練展示は撮影位置がいろいろあります、ただ、久居駐屯地は災害派遣展示に戦車中心から車両中心の展示に伝統的な普通科連隊らしい訓練展示まで行われますので、そういったいみでは撮影位置が難しいのだ。
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ヘリコプター、久居訓練場の名物はV-107輸送ヘリコプターとUH-1H多用途ヘリコプターの用途廃止航空機が置かれていた事なのですが、老朽化といいますか航空機の金属腐食でしょう、今年度の行事までに処分されていたようで見られなかったのは残念でしたね。
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駐車場が訓練場の伊勢湾側に用意されていたようで、撮影位置ですが、この式典会場から見て奥側が、開放されていたという訳ではないのだけれども通路として確保されていて、早い時間帯は移動するよう言われていたのですが最終的に見学者へ開放されていました。
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久居駐屯地に駐屯する第33普通科連隊は中部方面隊で最初に軽装甲機動車が配備された普通科連隊です。その配備開始は2002年というもので考えれば早いものでもう21年となりました。配備されたのは18両、当時はまだ小銃が64式小銃に62式機銃だった時代です。
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高機動車が配備されているところに軽装甲機動車が配備されたのですが、その前は連隊本部管理中隊の輸送小隊が装備していたトラックで辛うじて自動車化されていたという話ですから、高機動車により自動車化されたというだけでも自衛隊普通科連隊に大きな一歩だ。
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しかし、アメリカ海兵隊のライフル中隊さんの訓練を見るようになりますと、彼らが装甲トラックで移動していて、要するに徒歩歩兵なのだけれども必要に応じてかなり頑丈なトラックで移動している様子を見ますと、装甲輸送小隊、という選択肢の合理性も考える。
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パトリアAMV装甲車のようなものは無理でも、オーストラリア製ブッシュマスター歩兵機動車のような装甲車両を大量配備しては同なのかな、と考える事はあるのです、何故ならば世界にはトヨタダイナトラックの車体を装輪装甲車に応用した実例もあるのだから。
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マンバ耐爆車両、南アフリカが開発した装甲車両で地雷への耐性の強さから耐爆車両の原型といわれる装甲車両なのですが、この車体部分がトヨタダイナなのですね。改良型からはウニモグトラックを応用しているが、これを考えれば安価な国産装甲車はありえる。
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普通科部隊の装甲車両強化は、結局装甲車が不要な場面では降りれば良いのだから、まず数を揃えて乗るか降りるの選択肢を選べるようにすべきと思う、ウクライナ戦争を筆頭に戦争を見れば装甲車両の重要性というものを毎回のように痛感してしまうのですからね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
原資は簡単で、人員をほんの少し削減すれば良いだけです。戦闘は「機動力」が大前提なので、こうした部隊は、ソフトスキン車両依存の部隊より2-3割は価値が高いと思います。
例えば1000人の普通科連隊を2割(200人)削減すれば、人件費(社会保険料含む)、訓練費、個人装備費で年間20億円は減らせるでしょう。この装甲車を4億円で整備できれば、毎年5両配備できます。14名のりなら、800人の増強大隊全員を乗せても60両でよいです。言い換えると、12年で元が取れます。