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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-北山,丸ごとトマトと萩原畜産豚のロースカツ

2024-09-29 18:11:32 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 お天気が良ければ出歩きたくなる程度には若干熱いが暑いになり午前中早い時間帯には涼しさを感じるようになってきた。

 洋食、というといろいろなお店があるのですけれどもお手頃で気取らないといいますと東洋亭さんをおもいだします。ランチタイムをちょっと外してしまったさいなどにはここのハンバーグはビーフシチュー仕立てで満足感がすごく、おすすめなのだけれども。

 東洋亭、京都駅の中と隣にあります、まあ、京都でも洋食といえばここだよね的な老舗なのですが今回美味しいランチをいただきました本店は北山駅前、地下鉄烏丸線が国際会館まで延伸しているのでそこから北山通を植物園に沿って西へと歩いて直ぐ。

 ケーキスイーツの名店やパン屋さん等などいろいろな名店が比較的近い感覚で並ぶのが北山なのだけれど、この東洋亭さんもケーキには自信があることをショーケースが示すのだけれど、ここ、もうひとつはトマトだ、トマト嫌いの子供でも転向するような。

 まるごとトマト、この東洋亭さんの定番といえばこのトマト、トマトを使った驚かせるサラダとしてはこれ、定番なのかもしれませんけれども、ある種元祖的存在ですし東洋亭さんはこれが標準装備となっていますので、トマト推しがすごいんだなあ、とね。

 トマトといいますが、まるごとではもちろんなく皮が丁寧に調理された切り身がまるごと一つの形を維持したまま特製のソースのうえに直たちしていまして、ぐるりドレッシングを塗してありますからナイフで切って一口含むともうその時点で酸味と旨味が。

 ロースカツを、いただきましょう。さくさくの衣をまとったカツというのは揚げたてと出来合ではもう別物、揚げ物の揚げたてというだけでごちそうなのですが、ここに特製のソースが添えられていて、先ず塩で食感を愉しむか、それともソースをかけてみるか。

 萩原畜産豚のロースカツと、そして昨今漸く供給が普通になってきたもののねあがりが激しいお米が、銀シャリという単語そのままにお皿に。洋食屋さんのカツとトンカツ屋さんのカツもまた別物、ご飯なのかアテなのか、そういう違いはあるけれども。

 榛名牛とか下呂牛とか萩原畜産豚というといくつか銘柄の中でも産地が分かれるのだが、まあ、そういうことはぬきにしてソースを勢いよくじゃぶじゃぶ掛けて、すると衣の食感が変わる前の分水嶺の手前でさっと口に、熱い、が、うまい。そこにコメだ。

 トンカツ、ランチにはいろいろあるのですがその先にディナーにはもっといろいろあって、唯一足りてないのが座席なのかもしれない、待つときには結構待つというか行列の出来る有名店なのだが、早い時間に店を訪れるとさっと座って美味しいものが頂けて。

 こういうのでいいんだよこういうので、妙な工夫をするとどこから食べればよいのかわからないが値段の方に跳ね返る、けれども食感を先に頂くか芳醇さをソースで頂くか、ご飯をどう食べるか、その狭間に旨いと美味しいの感想が並んでいればそれでいい。

 美味しかった。もうかなり店頭には行列が出来ているので、さっぱり珈琲を頂くのは散策の際にザッハトルテでもいただくことにしまして、会計へと。その会計の隣にはトマトが、色合いは、やはりトマトにもこの夏は厳しかったのだと教えてくれるのです。

 東洋亭本店、テラス席もあって風通しはいいのだが、さすがにこの熱さではまだまだテラス席は無理だぞ、と思いつつ、まあ、秋、はもう来ていても涼しさだけが来ないのか、冬か紅葉の季節にはテラス席の店を巡るのもいいかなとおもいつつ、店を出ました。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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