■防衛情報:ウクライナ情勢
ウクライナが此処まで粘り強く戦えている背景には各国装備体系の内部化と動員体制にあるといえるのですが、本邦の戦訓と出来る事とはさてさて。
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ロシア軍死傷者は79万人に達している、1月7日付イギリス国防省ウクライナ戦況報告によれば、2024年12月は48670名の死傷者を出しているとのこと。2024年全般では429660名の死傷者を出しており、これは2023年の死傷者数252940名と比較した場合でも著しく増加しているとしています。死傷者数は増加傾向にあるとしている。
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2024年12月の48670名とともに11月には45680名となっていて、死傷者数は6カ月連続で増加しているといい、いっぽう2024年12月の一日当たりの死傷者数は1570名、これも5カ月連続の増加となっているとともに12月19日の死傷者数は2200名、過去最高を記録しているという。ロシア軍は歩兵突撃を多用している事がその背景とのこと。
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ロシア軍はコスティヤンチニフカへの圧力を強めている、ISWアメリカ戦争研究所1月7日付ウクライナ戦況報告によれば、ロシア軍はスジャ北西地域とボロヴァ北東地域、ポクロフスク南東と南西地域において前進していますが、なかでもウクライナ運参謀本部発表としてロシア軍はクラホフ周辺へ攻撃軸を遷しており部隊の集中が観られるもよう。
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クラホフ防衛へはウクライナ軍参謀本部発表として、ウクライナ軍はクラヒフスカ火力発電所を防衛拠点としており、この地域を保持できているとしています。トレツク周辺での新しい焦点がコスティヤンチニフカで、ここはウクライナ軍が構築した高速道路05-16号線沿いの要塞地帯、その最南端であるともしています。ただロシア軍の進捗は厳しい。
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要塞線を攻略するにはロシア軍は多方面からの部隊集中が順調ではないとしています。ただ、この方面では従来5名規模の歩兵攻撃が多用されたのに対し、現在は20名規模の小隊攻撃が行われているということです。一方、クルスク戦線について、ウクライナ軍は7日にクルスク州ベラヤの黒海艦隊第810海軍歩兵旅団司令部を攻撃、打撃を与えたようです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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ウクライナが此処まで粘り強く戦えている背景には各国装備体系の内部化と動員体制にあるといえるのですが、本邦の戦訓と出来る事とはさてさて。
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ロシア軍死傷者は79万人に達している、1月7日付イギリス国防省ウクライナ戦況報告によれば、2024年12月は48670名の死傷者を出しているとのこと。2024年全般では429660名の死傷者を出しており、これは2023年の死傷者数252940名と比較した場合でも著しく増加しているとしています。死傷者数は増加傾向にあるとしている。
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2024年12月の48670名とともに11月には45680名となっていて、死傷者数は6カ月連続で増加しているといい、いっぽう2024年12月の一日当たりの死傷者数は1570名、これも5カ月連続の増加となっているとともに12月19日の死傷者数は2200名、過去最高を記録しているという。ロシア軍は歩兵突撃を多用している事がその背景とのこと。
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ロシア軍はコスティヤンチニフカへの圧力を強めている、ISWアメリカ戦争研究所1月7日付ウクライナ戦況報告によれば、ロシア軍はスジャ北西地域とボロヴァ北東地域、ポクロフスク南東と南西地域において前進していますが、なかでもウクライナ運参謀本部発表としてロシア軍はクラホフ周辺へ攻撃軸を遷しており部隊の集中が観られるもよう。
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クラホフ防衛へはウクライナ軍参謀本部発表として、ウクライナ軍はクラヒフスカ火力発電所を防衛拠点としており、この地域を保持できているとしています。トレツク周辺での新しい焦点がコスティヤンチニフカで、ここはウクライナ軍が構築した高速道路05-16号線沿いの要塞地帯、その最南端であるともしています。ただロシア軍の進捗は厳しい。
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要塞線を攻略するにはロシア軍は多方面からの部隊集中が順調ではないとしています。ただ、この方面では従来5名規模の歩兵攻撃が多用されたのに対し、現在は20名規模の小隊攻撃が行われているということです。一方、クルスク戦線について、ウクライナ軍は7日にクルスク州ベラヤの黒海艦隊第810海軍歩兵旅団司令部を攻撃、打撃を与えたようです。
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