◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「~力」がいっぱい。

2007-12-13 19:24:06 | 気になる言葉、具体例
                      はい、ただいま
 恋愛力(れんあいりょく)、父親力(ちちおやりょく)、女性力(おんなりょく)、老舗力(しにせりょく)、鈍感力(どんかんりょく)、新しい「~力」がいっぱい出てきましたが、このごろは、「~力」は「~力」でも「~力(ぢから)」のほうがはやりですね。ついに、あのNHKまで「歌力(うたぢから)」なんてことを言い出しました。コンセプトを聞いていないので分かりませんが、歌そのものが持つ力というようなことでしょうか。
 ところで、「めぢから」は、「目力」と「眼力」、両方が使われてきましたが、どうやら「眼力」に軍配が上がりそうです。もともとある「眼力(がんりき)」は、物事の善し悪しや性質などを見極める力という意味ですから、「めぢから」とはちょっと違います。ですから、「めぢから」なら「目力」と書くのが区別しやすくていいと思っていたのですが、残念!
コメント
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