重なって寝てるよぉ
30分間は30分の間、1時間は1時の間、とは言えませんね。1時間の間です。だから重複とは言えないのではないかという意見があったので考えてみました。
確かに1時の間とは言えないのだから1時間の間ですが、「1時間我慢する」と「1時間の間我慢する」とを比べて、どうですか、わざわざ「1時間の間」と言う必要がありますか。ないですね、ということは、省いてもいいのならやはり重複ということではないでしょうか。
ただし、「1時間だよ、1時間の間だけ、何とか我慢するんだよぉぉぉ」とか、「3時間もの間、待たされた」とか、強調したいときはこれでもいいですよね。私も、文章を書いていて、意味や言い回し、漢字などに間違いがなくても、文字にしたときの見た目や雰囲気で変えたり、間(ま)を取ったりすることもありますから、受ける感じというのは大事ですよね。
30分間は30分の間、1時間は1時の間、とは言えませんね。1時間の間です。だから重複とは言えないのではないかという意見があったので考えてみました。
確かに1時の間とは言えないのだから1時間の間ですが、「1時間我慢する」と「1時間の間我慢する」とを比べて、どうですか、わざわざ「1時間の間」と言う必要がありますか。ないですね、ということは、省いてもいいのならやはり重複ということではないでしょうか。
ただし、「1時間だよ、1時間の間だけ、何とか我慢するんだよぉぉぉ」とか、「3時間もの間、待たされた」とか、強調したいときはこれでもいいですよね。私も、文章を書いていて、意味や言い回し、漢字などに間違いがなくても、文字にしたときの見た目や雰囲気で変えたり、間(ま)を取ったりすることもありますから、受ける感じというのは大事ですよね。
ここまではわかります。でも
・省いてもいいものは重複
これはわかりませんでした。
・「30分我慢する」を「30分の間我慢する」という必要はない。
・でも、分と省いてもいい間の間に重複があるようには思えません。
「時間」には、最低でも
・時の長さを表す単位(秒、分、時間、日...)の一種
と
・時刻と時刻の間、ある長さの時の流れ
という二つの意味があって、たまたま「間」という同じ字が使われているからと言って、この二つを混同すると、重複だ、いや重複じゃない、という話になるんじゃないでしょうか。
私が考えるに、「1時間の間」といったとき、その「時間」は「1分の間」の「分」と同じくそういう名前の単位であり、「間」は「1分の間」の「間」と同じ、時刻と時刻の間、時の流れの長さを表しています。両方に「間」が使われていますが、意味が違うので重複というわけではない。
でも、同じ「間」が続くのは気になる。気になり出すと避けたい。そこで私は、「1時間にわたって」「1時間にわたる」というように表現できる時は、そうすることにしています。
また、「間(あいだ)」を強調したいなら「1時間の間(あいだ)」も“あり”だと思っていますが、「1時間にわたって」にするのはいいですね、すっきりします。
「1時から5時まで」は「4時間」で、「4時」ではない。でも、「1時15分から1時25分まで」は「10分」もしくは「10分間」で、「間(かん)」がなくても成立する。考えてみると面白いですよね。とても参考になるご意見を下さってありがとうございます。
わざわざ返信をいただきありがとうございました。
最初に書いたように「時間」に、1)「(時の流れの)間=長さ」と2)「計数単位」という2種類の意味があるというのが、そもそもの混乱の原因だと思うのですが、今も、こんな表現に出くわしました。「時間(分)」。
これはグラフの軸に付いているラベルです。x軸の数字は「時間」を表していて、その単位は「分」ですよという意味ですが、その単位が「時間」の場合、このラベルは「時間(時間)」となります。気持ち悪いですが、二つの「時間」は意味が違うので、これはこれで成り立つと思います。
日本語ではたまたま同じ「時間」になってしまいましたが、例えば英語なら「time(hours)」となり問題が生じません。
こうなると「時間」という言葉の語源から探りたくなってきましたが、今は時間がないのでやめておいて、今後の楽しみにしたいと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました。