食べとるがいね
「小さな巨人」#6で、金崎玲子(理事長)を演じる和田アキ子が「話が違うんじゃないんですか」と言ったのですが、明らかに「話が違うんじゃないですか」と言うべき場面で、後ろの「ん」が余計です。「ないんですか」ではなく「ないですか」ですよ。台本にそう書いてあったのか、和田アキ子が勢いでそう言っちゃったのか、それは分かりませんが、聞いた瞬間、ものすごくおかしいと感じました。
富永専務(元警視庁捜査一課長)が所轄刑事の動きをうまく止めてくれるはずだったのに止まらない、それで、「話が違うんじゃないですか?」と、ねっとり、文句を言うわけです。怒りをぶつけるなら「話が違うじゃないですか!」と言いますね。もし、「ないんですか」と続けるのなら、「捜査なんかさせないから大丈夫、そういう話じゃないんですか?」でしょ。「ん」の有無でこれだけ違ってくるのですよ。
ちなみに、「食べとるがいね」は、ハムやん地方の方言で「食べてるじゃないですかぁ」という意味です。「話が違うんじゃないですか?」は「はなし ちがわんけ?」または「はなし ちごがんないけ?」、「話が違うじゃないですか!」は「はなし ちごがいね」、「そういう話じゃないんですか?」は「そぉゆぅはなしやないがけ?」です(⌒・⌒)。
「CRISIS」#10で、岸部総理大臣のセリフに「君は、使い勝手のいい連中を飼ってるんだってな」というのがあったのですが、これは脚本家のミス? 吉永のチーム(公安機動捜査隊特捜班)を“使い勝手のいい連中”と言うのはおかしいと思います。「SP」に出てきたリバプール・クリーニングの4人、金さえ払えばへらへら笑いながら暗殺でも何でもやってくれる連中、ああいうのを“使い勝手のいい連中”と言うんでしょ!?
あるいは、岸部総理大臣は、大罪を犯した息子を自分の保身のために海外に逃がし、その息子に復讐しようと計画する男が現れたら、息子を餌として提供し、何とか男を始末して事件を闇に葬ろうと考える、そういう設定ですから、あくまでも自分の都合のいいように考えて吉永のチームを“使い勝手のいい連中”と呼び、そいつらを使って事件をうまく処理しろと命じる、そういう、どこまでもいやらしい感じを演出した? 命じられた警備局長はちょっと困り顔でしたからねぇ。
「とくダネ!」の「小倉が斬るパート2」で、高所にある橋を渡る人たちの様子を撮影した動画に「なかなか前に進めない男性」というナレーションが流れました。でも、進めないどころか、男性はすぐに前進、むしろ、速い! 橋といっても、祖谷の吊り橋のように下が見える、高い場所が苦手な人はかなり苦戦しそうな橋で、命綱まで装着しているのですが、怖くて立っていられない男性は、ワーワー叫びながら四つん這いになり、器用に両手両足を使ってどんどん渡っていきました(⌒O⌒)。
「誰だって波瀾爆笑」で、米林宏昌(アニメーション映画監督)が愛用している仕事机が映り、その机にどんな仕掛けがあるかという問いかけがゲストに向かってなされたのですが、アニメーションの制作現場ですからね、天板の一部が傾斜のついた透写台(トレース台)になっていて、しかも、明らかに見えちゃっていますから、私は、ほかにどんな仕掛けがあるのかあれこれ想像しながら答えを待っていました。
例えば、このごろは、座っている時間が長すぎるのは体に良くないということを耳にしますからね、立って作業ができるように机の高さを変えられるとか、天板を引っ張ると作業スペースが広がるとか、ぱっと見ただけでは分からない仕掛けを考えたのに、天板が透写台になっているという“当たり前”が答えで、ずっこけました。そんなの、クイズにならないから┐( ̄д ̄)г。
「小さな巨人」#6で、金崎玲子(理事長)を演じる和田アキ子が「話が違うんじゃないんですか」と言ったのですが、明らかに「話が違うんじゃないですか」と言うべき場面で、後ろの「ん」が余計です。「ないんですか」ではなく「ないですか」ですよ。台本にそう書いてあったのか、和田アキ子が勢いでそう言っちゃったのか、それは分かりませんが、聞いた瞬間、ものすごくおかしいと感じました。
富永専務(元警視庁捜査一課長)が所轄刑事の動きをうまく止めてくれるはずだったのに止まらない、それで、「話が違うんじゃないですか?」と、ねっとり、文句を言うわけです。怒りをぶつけるなら「話が違うじゃないですか!」と言いますね。もし、「ないんですか」と続けるのなら、「捜査なんかさせないから大丈夫、そういう話じゃないんですか?」でしょ。「ん」の有無でこれだけ違ってくるのですよ。
ちなみに、「食べとるがいね」は、ハムやん地方の方言で「食べてるじゃないですかぁ」という意味です。「話が違うんじゃないですか?」は「はなし ちがわんけ?」または「はなし ちごがんないけ?」、「話が違うじゃないですか!」は「はなし ちごがいね」、「そういう話じゃないんですか?」は「そぉゆぅはなしやないがけ?」です(⌒・⌒)。
「CRISIS」#10で、岸部総理大臣のセリフに「君は、使い勝手のいい連中を飼ってるんだってな」というのがあったのですが、これは脚本家のミス? 吉永のチーム(公安機動捜査隊特捜班)を“使い勝手のいい連中”と言うのはおかしいと思います。「SP」に出てきたリバプール・クリーニングの4人、金さえ払えばへらへら笑いながら暗殺でも何でもやってくれる連中、ああいうのを“使い勝手のいい連中”と言うんでしょ!?
あるいは、岸部総理大臣は、大罪を犯した息子を自分の保身のために海外に逃がし、その息子に復讐しようと計画する男が現れたら、息子を餌として提供し、何とか男を始末して事件を闇に葬ろうと考える、そういう設定ですから、あくまでも自分の都合のいいように考えて吉永のチームを“使い勝手のいい連中”と呼び、そいつらを使って事件をうまく処理しろと命じる、そういう、どこまでもいやらしい感じを演出した? 命じられた警備局長はちょっと困り顔でしたからねぇ。
「とくダネ!」の「小倉が斬るパート2」で、高所にある橋を渡る人たちの様子を撮影した動画に「なかなか前に進めない男性」というナレーションが流れました。でも、進めないどころか、男性はすぐに前進、むしろ、速い! 橋といっても、祖谷の吊り橋のように下が見える、高い場所が苦手な人はかなり苦戦しそうな橋で、命綱まで装着しているのですが、怖くて立っていられない男性は、ワーワー叫びながら四つん這いになり、器用に両手両足を使ってどんどん渡っていきました(⌒O⌒)。
「誰だって波瀾爆笑」で、米林宏昌(アニメーション映画監督)が愛用している仕事机が映り、その机にどんな仕掛けがあるかという問いかけがゲストに向かってなされたのですが、アニメーションの制作現場ですからね、天板の一部が傾斜のついた透写台(トレース台)になっていて、しかも、明らかに見えちゃっていますから、私は、ほかにどんな仕掛けがあるのかあれこれ想像しながら答えを待っていました。
例えば、このごろは、座っている時間が長すぎるのは体に良くないということを耳にしますからね、立って作業ができるように机の高さを変えられるとか、天板を引っ張ると作業スペースが広がるとか、ぱっと見ただけでは分からない仕掛けを考えたのに、天板が透写台になっているという“当たり前”が答えで、ずっこけました。そんなの、クイズにならないから┐( ̄д ̄)г。