高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

報道おかしいよ・・・

2011-03-23 06:34:07 | 震災支援・脱原発・環境問題
朝ズバで、ガソリン不足のことをやってましたが・・、作られていたフィリップが、
「被災地でも」 おかしいだろ!

昨夜のTV報道もNHKをはじめ、「必要な物資が現地に届かない」という現状だけを、それも悲惨的に伝えるようにさんざんやってました。なぜ、車の燃料がないことを伝えないんだ!

なんで、そんな単純なことを報道取材しないんだ・・できないんだ!!

今回の震災は、津波による沿岸震災なのです。津波が来なかった場所と来た場所に違いは天と地のようなものなのです。三陸沿岸はご存知のように、山が迫っています。海岸線が長距離に被災されたのです。ですから高台は車がたくさんあります。

道路も寸断されているように報道していますが、幹線道路をはじめ、あちらこちらの間道は通過できます。遠回りしたら行ける場所がほとんどです。もちろん、まだ車が入れない場所もあるでしょうが、急速に復旧しています。報道関係者が車で入れるのです。

花巻や盛岡の物流はどんどん回復しています。燃料があれば高台の地域住民も物流に協力できるのです。私も地域の商店が盛岡に買い出しに行きたいが、行けないということで、商店主に燃料を補給しました。マイクロバスで食糧を盛岡の問屋に買いにゆきました。 被災4日目です。

難を逃れた車を持っている家庭でも、買い出しにいったり、お年寄りを盛岡の病院に一度連れて行って帰れば、燃料がなくなり車を動かせなくなります。

必要な細かなニーズを被災者から聞くにも、山間地ですから車がないと往復できません。 

私達はディーゼル車を持ちこんでいます。軽油がなくても,緊急時はなんとか動かせmす。

昨日は、
①小型ガソリン給油車を派遣できないか・・あちこちに連絡し、札幌市にも相談しました。
しかし、そもそも小型のローリーがない。危険物を運ぶにはいろいろ資格がいることがわかり断念。
②携行缶を買い集める指示を出しました。これも品薄・・、東川農協さんが第2陣の燃料輸送隊の時に協力して頂きました。
③ディーゼル車をもう一台増やし、現地常駐させるため、えぞロックさんの協力で1台を確保しました。
④少ない燃料で走れるバイクを現地に持ち込んでくれる人を探し始めました。

被災地に物資を運べないのは、被災地に燃料がないからです。
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