高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

解散決断・・しましたか?

2014-11-17 12:49:55 | 今日のニュースから

今日は、朝から大きな国内ニュースがふたつありましたね!

一つ目は沖縄知事選挙の結果。 基地反対が民意として明確にでました。 推進派の現知事は元々は反対だったはずなのに方向転換をした、何がそうさせたのか・・・、やはり基地あっての振興に国からお金が回ってくることを選択だった。  しかし、今回は反対票数で比べると、ダブルスコアとなる反対派の圧勝でした。 すでに政府に米軍ヘリ基地の建設を前提とした海洋調査を許可してしてしまった沖縄・・、国と県との手続きは粛々と進んでしまっている。 行政訴訟も辞さない構えで、国と地域が対峙してゆくことになるだろう。

もひとつは、GDPの7から9月の発表。 大方の経済アナリストも前四半期の年率マイナス7.なんぼから、ぶり返して3ポイントくらいはゆくのではと評論していたが、なんと、マイナス1.7ポイントだった。 アベノミクスは景気回復を目指して、さらには消費税増税を前提としてジャブジャブとお金を刷り増し市場に流すという、デフレ脱却の金融緩和を取ってきた。 その結果として、当たり前に株価は上がった。そして、円安に移行して行った。

ところが富は一部の大企業へ流れ、一般消費財は値上がり感が強まり、建設ラッシュで高騰する資材は輸入することとなり、輸出は伸びないという悪循環に突入している傾向にあると、私は思う。

日本はアメリカのように資源がある大国ではない、はたまた人件費は高い、その国がジャバジャバの金融緩和をしたところで、グローバール経済に対抗できないとアタシは思うな。 対抗してゆくためには高度産業を発展させなければならない、新しい高度産業は集約的産業でないから労働力の吸収は難しい。 グローバル企業の生産地は労働コストが低い海外に流れる・・・。そういう局面に日本の経済は入っているのだ。 ましてやの少子高齢化社会で人口減。 GDPをあげてゆくこと自体に社会的な無理があると思うな。

いつまでも、右肩上がりの経済を目指していても無理だ。  今ある資源を活用しながら、実態に見合った新しい経済を構築してゆかねばならない。 そう言った観点から、今の日本の危機は、新しさを生み出すチャンスでもあると思う。 価値観を転換出来る人、できた人から、ローカル経済を新たらしくしてゆけばいいと思う。

 

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