高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

秋のカヌー川下り

2014-10-02 21:14:34 | プログラム

明け方には、我が家の玄関前の温度計が、この秋初めての零度を記録。 アイヌ語には、秋と春を表す明確な単語がないと聞いたことがあります。もっとも、「ある」ときっぱりという方もいますので、住んでいる地域によって違うのかもしれません。 ない場合は、秋のことは「夏の終わり、あるいは冬のはじまり」が秋、春のことは「冬の終わり、あるいは夏の始まり」と言うのだそうです。

今日は、まさしく、冬の始まりを感じる季節に突入したと感じました。 このあたりの山は700mほどの標高なのでまだ紅葉は始まっていませんが、もう夏の勢いのある色合いではありません。光合成装置も耐用月日が来て、もう動いてないのでしょうね。 そんな季節の変わり目にある朱太川でJICA支援の中国自然学校ネットワーキング事業で、来日中のウエイさん、チョンチョンさん、通訳のファンシーと川下りをしました。

鮭の遡上が見れて歓声があがり、ヌメリスギタケをカヌーから採り、身近に大きなサギやカモを見て、カワシンジュガイをさわって感動していました。大都市の上海や成都で自然教室やエコツアー、有機農法と交流事業を実践模索している彼らにとって、大気も水も透明で新鮮な北海道は別世界のように感じているのでしょう。 大気や水の環境汚染が深刻な自体となり、規模が大きいだけに隣国にも影響を及ぼしてします環境問題が中国にはあります。

自然に興味を持ち、事業意欲のあるひとりでも多くの人々が、自然体験型環境教育、プログラムの実践を行い、多くの一般市民の環境意識を高めるために、人・社会と自然との関係性づくりの仕事に携わってもらえることを願っています。 地球環境問題の解決には、私たち民間レベルでも草の根交流がどんどんと起こす必要があります。

そのためにKnow-Howは隠している場合ではない、日本型の自然体験型環境教育や地域への関わり方の様々を体験して頂き、中国にあった中国型環境教育の手法を編み出して行って欲しいと願っています。

ちなみに、インターネットで調べると

paykar*1 パイカ:春
sak*1:夏
cuk*1 チュ:秋
mata*1 マタ:冬  とありました。

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