はるにわ日記

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柿の接ぎ木

2016年05月28日 23時47分35秒 | 古民家暮らし

家の前の柿の木ですが・・・

渋柿なので、毎年何個か干し柿にしますが、ほとんどは鳥たちのためにあるようなものです。

会社の同期が富有柿の枝を持ってきて接ぎ木をしよう、というので、やってみました

4月のことです。

接ぎ木とは・・・

渋柿の木の枝に甘柿の枝をくっつけると、その枝が成長してできる柿は甘柿になるらしいのですね。

柿以外にもいろんな植物が接ぎ木されます。

きゅうりの枝をカボチャの苗に接ぎ木(?)すると丈夫なきゅうりになる、とか。

要は、欲しい木を寄生させるみたいな感じですかね?

同じ種の植物なら、接ぎ木できるみたい

人間でも赤の他人より親兄弟の方が臓器移植は成功しやすいと聞いたことがあります

 

さて、接ぎ木する枝の方ですが、これから葉っぱが出てくる芽の部分が3個くらいになるような長さに切ります。

次に枝の先っちょも含め、全体を特殊なテープでぐるぐる巻きにします。

接ぎ木部分がくっついて、本体から水や養分をもらえるようになるまでの間、乾燥に耐えないといけないのですが、その補助のためでしょうね

このテープは、粘着成分はあまり無いのですが、びにょーんと伸ばしてクルクル巻くと不思議とくっつくのです

試験管の蓋をするたのめテープだとか言ってました。

芽は、このテープを突き破って伸びるのだそう

 

次に根元の部分を加工します。

本体の木に突っ込む用に先っちょを尖らせます。

ただ鉛筆みたいにトキントキンにするのではなく、平たくします。

恐らく突っ込んだ時に、出来るだけ本体の枝と接している面積が多くなるようにしているのと、安定するようにでしょう。

本体の枝に、縦に割るように切れ込みを入れて、そこに挿し木する枝を突っ込んで・・・

差し込んだ部分をビニールテープで巻きます。

完成です!!

いつもながら、慣れてきた頃に終了

はてさて、この内の何本が生き残ってるのでしょうか 



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