おどるなつこ 「あしおとがきこえる?」

タップダンサー・振付家おどるなつこの日常から浮かびあがることばを束縛せず書きとめています。2005年開設。

摘み草しながら

2009-02-03 | あしもとからの思索
嵐とともに1月が去り、気づけば2月です。
嵐の空けた日曜日は旧暦だと1月7日。春の七草の日。
大家さんのお宅でたっぷり金柑を採らせていただいてから谷戸へ摘み草へ。見つけた新芽は、セリ、よもぎ、はこべ、カラスノエンドウ。ゴギョウとホトケノザはいつも見つけられない。通名ハハコグサとオニタビラコらしいんだけど。
ぽかぽかの日差しのもと草を摘んでいると春を実感する。



ものごとの変化は一気に起きる。
「チェンジ!!」と号令をかけた訳でもないのに、とある寒い一日にそれは起きた。私は予兆に気づかないふりをしていたのだろうか?身辺の様々な掛け持ち案件それぞれが動いた。

去年のがんばりが100パーセント裏目に出たもの、どう間違ったかプラスマイナス0どころか-70位になったもの、崩落が新たな展望の誘い水になってるもの、突然の雪崩に閉じ込められて凍傷になってしまったかのようなもの、、身も心も凍えて湯船につかったとたんに鳴った電話は新しい仕事の話だが、、、。なんだなんだ?

何がどう動いたのかわからないけど、ああ、これが、去年一年の通信簿なのか?だとしたら、算数以外、道徳も含めて全部赤点、留年っていうノリだ(図工とか作文のやり直しはやなんだよなあ)。。私なりに心を開いて走った去年のアナザーサイドはいったい。。。


でも、まて。「どんなに積み上げたとしても、次はすべて白紙に戻して新しい方法でつくる事」が自分にオススメのやり方なんだった。いい加減、歳もとってきたし、いろいろ使い回せるようになっちゃってるし、自ら壊していくのをおっくうがったりしないように、っていうメッセージかも。うん、そういうことにしよう。

ごっくんとつばを飲み込むあたりに真っ暗なほら穴が空いちゃったかと思ったが。
そんな一日もあればこそ、春はありがたい。






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2 コメント

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やっぱり!? (なつこ)
2009-02-05 00:20:08
>gandhi&さり~さま

大家さんちのは白砂糖で煮てあって、金柑の香りがよくてとってもおいしかったの。はちみつでもできるかなあ、と言ったら「それは高級品だね」と言っていました。
うちにはいつも黒かきび砂糖しかないから、それでちょっとだけ煮てみたけど、それだとちょっと砂糖の風味が強すぎるのね~。

近々、はちみつ、買ってきま~す。ありがと!
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Unknown (gandhi&さり~)
2009-02-04 23:34:09
金柑は、はちみつで煮る~

とガンジーが言っています

金柑が、きっと羨ましいみたいです
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