2月14日のTV番組で、コンビニの電子レンジが売られていない理由が笑ってしまった。
TVの答えでは、「コンセントの形状が違う」でした。
しかし、それは、現象であって、理由ではありません。
業務用の電子レンジは、高周波出力です。
家庭用は、500とか600 ですが、コンビニは、900とか、1800 になっています。
そのため、電圧は、200Vの電源を使っています。
1800の場合、消費電力は2800Wになります。
http://www2.panasonic.biz/es/cold-chain/products/ne/NE-1801/index.html
個人住宅に配線されている電線は1500W(1.5V) までしか対応しておりません。
そのため、この機器を接続すると、電線から出火してしまいます。
100V電圧機器と200V電圧機器の取り扱いを間違えないため、コンセントの形状をかえているのです。
従って、電子レンジが量販店で売られていない理由は、200V電圧の電気機器であったことです。
普通の個人住宅では、単純に設置できません。
個人住宅で、クラー用に200V電圧が配線されているコンセントがある場合もあります。
その場合には、業務用電子レンジも設置できますが、延長コードは、普通の延長コードでは対応できません。普通の延長コードは1.5Vの対応とです。
それなりに対応した電線が必要となります。
一般の家庭では、高出力ではありませんが、時間を掛ければ良い話です。
家庭では、コンビニの店頭の様に、後ろで列を作ることは、殆どありませんので、時間を短縮する必要はありません。