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強風の体感方法

2018-03-01 | ブログ

メディアでは、風速10mとか報道されます。

この時の風速は、秒速でもあります。

秒速なので、3.6倍(=m×60秒×60分=3.6㎞)すると、時速になります。

風速10mは、時速36㎞になります。

つまり、自動車の速度36㎞で走った時、窓から顔を出して感じる風の速さです。

スピードスケートのパシュートは、風速13.9m(=50㎞÷3.6㎞です。

かなりの風の強さと言うのが分かり易いです。

風速30mは、時速にすると108㎞(=30m×3.6㎞)で走った時の風の速さです。

時速にすると、分かり易くなります。

3.6倍は、計算しにくいと思われがちですが、簡単に計算できます。

「4倍にして1割を引く」です。

3.6 = 4 - 0.4 = 4×(1 - 0.1)です。

30㎞の時は、4倍すると、120㎞。

そこから、1割の12㎞を引くと、120㎞-12㎞=108㎞となります。

 

閑話:

今朝、東京では、強風が吹いていました。

一部のメディアでは、コーンが風で飛ばされているのに、ただ、撮影しているだけで終わっていました。

アナウンサーは、コーンが飛ばされています。コーンとコーンをつなぐポールも風で右や左に動いていますと実況報告しておりました。

私は、コーンが飛ばされて危ないなと思っていましたが、案の定、そのコーンが道路の方に飛ばされ、そのコーンを警備員が走って追いかけていました。

現地報道で、強風の臨場感を出すのも大事ですが、そのコーンで、交通障害、交通事故が起こるかも知れないという危機感は、アナウンサーには無いようです。

 

目の前で、危ないことが起こりそうな時でも、撮影する方を優先する感覚はおかしいです。

殺人時間が起こりそうな時、撮影を優先させるの?

火事が発生し始め時、中に人がいても、撮影を優先させるのか?

交通事故が起き、負傷者がいる時でも、撮影を優先させるのか?

 

時々、メディアの撮影姿勢に疑問を持つことがあります。

大事なのは、人命ではないかと考えます。


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