今日、JR西日本で、可笑しいと感じたことです。
1.JR西日本では、乗り降りする駅以外では、その区間の回数券を買うことができないこと。
JR東日本では、切符も回数券も、どの駅の券売機から購入できます。
JR東日本では、山手線などの一部の区間の距離当たりの単価が安くなっています。
そのため、区間を区切った方が安い料金となっています。
https://dot.asahi.com/wa/2017032900062.html
今、インタネットで確認したら、JR西日本区間でも切符を分割すると安く買えることが分かりました。
区間を分割して買うためには、いちいち下車して券売機で購入するか、みどりの窓口で購入することになります。
つまり、人手で対応する必要があります。
一回の分割で安く買う方法は、分割する駅までの切符を購入、降車駅で清算すれば、分割購入と一緒の運賃で、安く買えます。
しかし、JR東日本では、切符も回数券も、どの駅の券売機でも、好きな区間を購入できます。
2.回数券をクレジットで購入した時のアホな対応:
クレジット支払時は、暗証番号を入力します。
ここまでは、この企業でも、普通の対応です。
可笑しいのは、JR西日本では、更に、紙にサインさせられることです。
本来は、サインの代わりとして、暗証番号を入力しています。
2度、確認していることになります。
駅員に、2度も確認を取る理由を、本社に問い合わせして貰ったところ、回数券を転売されるからとの事でした。
いつもなら、もっと突っ込んだ質問をしますが、次のお客様が来られましたので、質問は止めました。
法律的には、購入した時点で、その回数券の権利者は、購入者に移っています。
それを、第三者に売って、JR西日本に何の問題が発生するのか?
しかも、プレミアムの様に、高く売れるものではありません。
法律的には、2度確認する必要性の根拠は無い気がします。
11人のグループが、回数券を買って分け合っても何の問題も無い気がします。
JR西日本としても、紙でサインされた書類を保管する等、無駄な手間も発生します。
先程指摘した通り、駅員、お客様の手間が掛かります。
アホな対応と思いませんか?
JR西日本には、JRトップ企業のJR東日本に追い付こうとする気概が感じられません。
・JR券売機で、どこの区間の切符等を買える
・改札機を通る時に、SUICAに定額を自動でチャージできる
・チャージ金額の上限が、1回1万円は、JR西日本と一緒ですが、月間のチャージ上限はない。(JR西日本は、月間累計2万円まで。)
・SUICA利用者は、消費税改定時に、券売機よりも安い運賃で利用できる(1円単位の対応、一方、西日本は、10円単位の対応) 等。
関東出身者としては、所詮、JR西日本は、関西のローカルJRと言う気がしてしまいます。
また、法律に詳しい人が、企画本部にいないという実態が、この手の対応で、透けて見えます。
閑話:
今日、JR東日本は、タッチレス改札を導入しようというニュースが発表されました。
TV報道によると、来年に実用化、2027年の導入を計画している様です。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/28/news083.html
このURLの記事によると、改札の天井からミリ波を照射して、乗客のスマートフォンアプリと通信し、通過できるかを判定する仕組みです。
・SUICAの発想は、切符を使った改札機では、切符を取り込んで出てこないトラブルが多発していたからです。昔は、駅員が自動改札機を開け、切符の取り出し作業を良く見てました。
この作業中は、改札機が稼働していません。
改札と言う窓口が一つ減ったことになります。
電子カードなら、切符の搬送がないので、切符搬送によるトラブルが減少。効率化・省力化に貢献しています。