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JR西日本は可笑しい

2019-11-28 | ビジネス

今日、JR西日本で、可笑しいと感じたことです。

 

1.JR西日本では、乗り降りする駅以外では、その区間の回数券を買うことができないこと。

JR東日本では、切符も回数券も、どの駅の券売機から購入できます。

JR東日本では、山手線などの一部の区間の距離当たりの単価が安くなっています。

そのため、区間を区切った方が安い料金となっています。

https://dot.asahi.com/wa/2017032900062.html

今、インタネットで確認したら、JR西日本区間でも切符を分割すると安く買えることが分かりました。

区間を分割して買うためには、いちいち下車して券売機で購入するか、みどりの窓口で購入することになります。

つまり、人手で対応する必要があります。

一回の分割で安く買う方法は、分割する駅までの切符を購入、降車駅で清算すれば、分割購入と一緒の運賃で、安く買えます。

しかし、JR東日本では、切符も回数券も、どの駅の券売機でも、好きな区間を購入できます。

 

2.回数券をクレジットで購入した時のアホな対応:

クレジット支払時は、暗証番号を入力します。

ここまでは、この企業でも、普通の対応です。

可笑しいのは、JR西日本では、更に、紙にサインさせられることです。

本来は、サインの代わりとして、暗証番号を入力しています。

2度、確認していることになります。

駅員に、2度も確認を取る理由を、本社に問い合わせして貰ったところ、回数券を転売されるからとの事でした。

いつもなら、もっと突っ込んだ質問をしますが、次のお客様が来られましたので、質問は止めました。

法律的には、購入した時点で、その回数券の権利者は、購入者に移っています。

それを、第三者に売って、JR西日本に何の問題が発生するのか?

しかも、プレミアムの様に、高く売れるものではありません。

法律的には、2度確認する必要性の根拠は無い気がします。

11人のグループが、回数券を買って分け合っても何の問題も無い気がします。

 

JR西日本としても、紙でサインされた書類を保管する等、無駄な手間も発生します。

先程指摘した通り、駅員、お客様の手間が掛かります。

アホな対応と思いませんか?

JR西日本には、JRトップ企業のJR東日本に追い付こうとする気概が感じられません。

・JR券売機で、どこの区間の切符等を買える

・改札機を通る時に、SUICAに定額を自動でチャージできる

・チャージ金額の上限が、1回1万円は、JR西日本と一緒ですが、月間のチャージ上限はない。(JR西日本は、月間累計2万円まで。)

・SUICA利用者は、消費税改定時に、券売機よりも安い運賃で利用できる(1円単位の対応、一方、西日本は、10円単位の対応) 等。

関東出身者としては、所詮、JR西日本は、関西のローカルJRと言う気がしてしまいます。

また、法律に詳しい人が、企画本部にいないという実態が、この手の対応で、透けて見えます。

 

閑話:

今日、JR東日本は、タッチレス改札を導入しようというニュースが発表されました。

TV報道によると、来年に実用化、2027年の導入を計画している様です。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/28/news083.html

このURLの記事によると、改札の天井からミリ波を照射して、乗客のスマートフォンアプリと通信し、通過できるかを判定する仕組みです。

・SUICAの発想は、切符を使った改札機では、切符を取り込んで出てこないトラブルが多発していたからです。昔は、駅員が自動改札機を開け、切符の取り出し作業を良く見てました。

この作業中は、改札機が稼働していません。

改札と言う窓口が一つ減ったことになります。

電子カードなら、切符の搬送がないので、切符搬送によるトラブルが減少。効率化・省力化に貢献しています。


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