東京都は、23区。では、大阪は何区?と問われても、誰も答えられない。
実は、大阪は、24区ある。
東京都23区の人口は、906万人。
大阪市の人口は、268万人。
東京都の都議会議員数は、127名。
大阪市の市議会議員数は、86名。
東京都は、住民39.4万人に一人の議員。
大阪府は、11.2万人に一人の議員。
約3.5倍多いことになる。
まあ、議員数だけでは、単純比較できない。
この数字以外に、東京都には、都議会議員の他に、区議会議員がいる。
大阪市には、市議会議員の他に、府会議員がいる。
ここでは、単純比較できないので、その比較はしていない。
予算審議か、大阪都構想実現か。
大阪都構想を掲げていた橋下市長が、議会で都構想が否決されたので、出直し選挙をすることを表明した。
大阪府と大阪市の無駄な行政があるのは、明白。
区が多ければ、図書館、体育館等、単純に施設が多くなるのは明白。
赤字の大阪府、大阪市は、見直す必要がある。
大阪市議が、都構想に反対するのであれば、市長が市長選を実施するのは、当然のことであると考える。
反対すれば、橋下市長がどう対応するかを考えないで、決断したのは、大阪市議。
橋下市長が再選されれば、次の一手がどうなるのかを考えていない。
市長を含め、議員は、選挙による民意で選ばれる。
大阪市民がどう、評価するか。
突然の橋下市長の対応に、各政党のコメントを聞くと、その混迷ぶりが分かる。
この時期に選挙をすれば、予算化もできないので、結果、橋下市長の評判は落ちると見ている。
つまり、出直し選挙で、橋下市長は落選すると見ている。
本当にそうなるのか。
選挙権がないが、面白い選挙になりそうである。