マスコタンク現像

買ってきたマスコタンクで現像をやってみた。なんだか、以前のプラスチックタンクとは全然感じが違う。半円を描くように回転させてタンクを振ると、ポコポコとあわの音が聞こえる。これを７秒で３往復させて液の攪拌を行う。プラスチックタンクの時より数段攪拌が激しいと思う。中に入っているレギュレータとか、容器のカーブなど、よくは分からないが良いものは違うっていう感じがした。

温度調節も写真のように洗面器に温度調節した水を入れて、その中にタンクを入れる。なんだか、タンクを振り回すたびにまわりが水浸しになるので、ぼろ雑巾を一枚用意してそれでふきながらの作業になった。

とりあえずまささんのレシピにしたがって、２本のフィルムを現像した。まだ、詳細に比較はしていないが、明らかに希釈現像した方のネガが薄い。撮影のときに露出をいろいろふったので、なんだかよく分からなくなってしまったが、１：１のD76で現像したもののうち、露出オーバーの３，４枚は真っ黒に近い状況だが、希釈現像の方は同じ露出でもまだ何とか絵になっている。

通常希釈のものの一枚を焼き付けてみた。フィルタが＃１．５、F8、６秒で、ちょっとシャドウがつぶれ気味という感じだった。もう少し露出をかけたネガで焼けばいい感じになりそうだ。

今回教えていただいたレシピで現像したネガは、焼付け条件がF8、６秒くらいでまささんと同じくらいになった。別に現像した３５ｍｍもF8、４秒くらいで、これもOK.フラッシュを焚くと、コントラストが落ちてしまうようだが、自然光だとばっちりである。

コメントしていただいた減感現像も試したいところだが、もうちょっと普通の現像を上手くいくようになってから試そうと思います。ここまで来るだけで、一日一杯かかりました。おやすみなさい。