どこかで読んだ本に、車をぶつけるといけないから中古を買うといったら、そういうことを考えて車を買うと本当にぶつけるから新車を買いなさいと助言を受けたという話が出ていた。確かにそういうことってあるような気がする。やっちゃいけないと思えば思うほど、そっちへ寄って行ってしまう。中古の車と事故の心配は、リアルとイマジナリーの世界で間で赤い糸で結ばれている。そんな風に考えてもいいかもしれない。
だから、ぶつかるかもしれないと思うなら中古車を買ってはいけないけど、そんなこと全然心配していないなら中古を買っても平気なのだ。ここのところが難しいい。中古はいつも悪いわけではない。新車を買ったって、擦る心配ばかりしていればやっぱりそうなってしまう訳だし。
僕はどちらかというと心配してしまう方だと思う。だからあまり中古には手をださない。特にしっかり使いこもうと思ったものについては新品をできるだけ買うようにしている。それはそうすべきということではなく、自分の心の弱さゆえのことなのだ。