トリノエスポッジツォーニへ近づくにつれ
ウッシーさんが心配顔、観光でフィレンツェに向った
Kパパ・ママ、Fちゃん兄さん一行がもう電車に乗ったか
確認が携帯が繋がらないようだ。
おいらの携帯でFちゃん兄さんに連絡するが
やっぱり通じない、かなり心配。
今日到着予定のマネージャー2人は
ミラノマルペンサ空港に到着しホテルへ向うとのこと
それでもバスは家族一行をエスポジツィオーニで降ろすと
そのままウッシーさんを乗せポルタノーバ駅まで向ったようだ。
会場は、完全アウェーってんで、ちょっと怖いな
でもすでに日の丸をいっぱい振っているイタリア人がいる
昨日のドイツ戦よりましそうだ。
逆サイドの選手用スタンド席にも日本の選手が
少ないけど見える。
カメラの望遠レンズ拡大してみると
バイアスロン金メダルの小林深雪選手のようだ。
その横の女性も見覚えがあるような・・・
東京チーム田中選手の奥さんのようだが・・・
日本のゴーリーは今日も永瀬選手だ。
会場は地元イタリアに対する声援でいっぱいだ。
試合は第1ピリオド、日本チームが高橋選手の
ゴールで先制しリードしたが
地元大声援を背にイタリアもすぐ1点返した、
しかもパワープレーじゃなくだ
ちょっとまずくないか、日本として・・・
完全アウェーとは言え・・・初出場のチームに
と思ったらすぐにダイスケが2点目を挙げ
2-1で第1ピリオド終了
第2ピリオドは東京組みの活躍で3点を追加
5-1とリードして終了
第3ピリオドは5点を追加して10-1で勝利
17日の5位決定戦に進出。チケットもなんとか
なりそうとのこと、Saisaさんが今日到着
マネージャーたちの選手村訪問を手配してくれて
その時チケットを渡すとのこと。
第3ピリオドからは観客も試合のゆくえが
ほぼ決まったと思ったのか、5分間を超える
ウェーブが起こってました。
セリエAとかで慣れているせいか
観客がスポーツを楽しむ、すべをこの国の人たちは
知っているんだなあって感心してしまいました。
試合後は両チームが混じって観衆に挨拶
ウッシーさんも「今までの、試合はこうやって最後に
両チームが混じって挨拶するってなかったけど、
これいいですよね」っと感動してました。
試合後三澤選手から聞いた話ですが
「イタリアの主将は、あれだけの点差をつけられたのに
日本チームを観衆の前で称えてくれた。ぜひイタリアに
日本チームを呼んで試合がしたいと言ってくれたことに
僕は感動しました。」とのことでした。
自分としての感想も長野パラリンピックで
初めて日本チームが参加したときより
イタリアチームはレベルが上だったと思いました。
フェンス際のパックのキープなどは
日本よりうまいと思える正確さも持ってました。
このまま、イタリアのサポーターの人たちが
育てていったら強いチームになるなと実感しました。