8月23日日曜日、岐阜県関市大雲寺にて、
93歳で関ヶ原の戦いに参戦した戦国武将、
大嶋雲八の供養祭が行われました。
コロナ禍で今年は中止かと心配したのですが、
感染対策をした上で、例年通り行われました。
参列者はマスク着用、手指アルコール消毒、
本堂ではソーシャルディスタンスで開催です。
雲八さんの菩提寺、大雲寺に到着しました。
いつもの参加メンバーが集まっていました。
久しぶりに会う雲八ファンのメンバーが揃い
始まる前から、歴史トークで盛り上がります。
本堂で、和歌山県からおいでになった方に
声をかけられました。大嶋さんという方です。
大嶋姓、もしかして雲八さんの子孫の方…?
歴史小説”93歳の関ヶ原”がご縁になって、
初めて遠くから供養祭に参加されたそうです。
そう…、大嶋さんは雲八さんの子孫でした。
ご先祖さまが雲八さんの娘だったとのこと…。
ご先祖さまは、槍術で名を挙げたそうです。
加賀藩主、紀州藩主に仕えたとのことです。
元は武芸の達人として知られていましたが、
平和な世になったので、勘定奉行として活躍。
藩政改革で莫大な借金をゼロにして、さらに
蓄えまで作ったという業績が残っているとか…。
この手腕が買われ、吉宗が将軍になった時、
江戸に同行、吉宗の相談役となったそうです。
雲八さんの子孫は、武術に優れていた上に、
経理の才能もあったのですね~。
これは大発見でした。知らなかった~。
さて、副住職さんの太鼓が本堂に鳴り響き、
弓矢供養が行われ、読経、お焼香と続きます。
音楽に合わせて雲八さんの生涯の語りも…。
滞りなく、供養祭は執り行われました。
今回は、関市の観光PRに活躍している
関市甲冑製作同好会の武将隊メンバー
2名の方が一緒に参加されました。
甲冑と和服姿のお2人がおいでになるだけで
供養祭の場がとても盛り上がりますね~。
全国各地に出向いて、関市の観光と歴史、
そして、雲八さんを紹介しているそうです。
お話を伺い、写真を撮らせてもらいました。
ところで、大嶋雲八家の家紋は揚羽蝶ですが、
お寺のいたるところに揚羽蝶の紋があります。
ディズニーランドで”隠れミッキー”を見つける
みたいに、みんなでお寺の本堂を探検…。
”隠れアゲハチョウ”を見つけていました。
また家紋には”裏紋”というものもあるそうです。
大嶋雲八さんのところの裏紋は梅だとか…。
見つけました~。本堂に飾られていた
古い甲冑の一部に、梅のご紋があった…!
お寺を探検して、揚羽蝶や梅の紋を見つける。
ちょっとしたアトラクションのような感じでした。
それでは話題は変わって、関市の
ちょっと素敵な”ランチスポット”をご紹介…。
大雲寺から10分ほどのところにある、
”関善光寺”の茶店、”宗休”のお弁当です。
地元の食材を使ったヘルシーなお料理です。
この日のお弁当はピーマンの肉詰めがメイン。
野菜煮びたし、ゴマ豆腐、野菜の和え物、
ヒジキの煮物など、盛りだくさんな内容です。
お味噌汁も素材にこだわりがあるようですね。
デザートのクリームあんみつもいい感じです。
このお弁当、デザートと飲み物付きでした。
スイーツも人気です。中でも一番人気は、
オリジナルの”関善光寺パフェ”です。
お抹茶と和菓子のセットもオススメです。
暑い日でしたが、いろいろな人と出会って
興味深い話が聞けた上、大満足のランチ。
とても楽しかった雲八さんの供養祭でした。
また、雲八さんに会いに(?)来年も来よう~!
(注:現在”宗休”は、珈琲と手作りケーキの
お店に変わり、お弁当のランチありません)