「今日の一言」で連載中の、養生に役立ちそうな言葉を、週ごとにまとめておきました。
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言語を慎んで以て其の徳を養い、
飲食を節して以て其の体を養う。
(朱熹『近思録』「存養篇」より)
『周易上経』「頤」にある
「君子は以て言語を慎み、飲食を節す」
の注釈。
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音楽は、活力あふれる健康人には、それが自分の仕事でない限り、
ますます活力と生活の悦びとをもたらし、
活力のない病人には、悦びを与え、
また活力のないことに対する神経の苛立ちをぬぐい去ってくれる。
(フロレンス・ナイチンゲール『看護覚え書』より)
音楽のある生活、
いいですね。
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沈黙を学べ、ああ我が友よ、
言葉は銀にも等しい、
だが時にかなった沈黙は純金だ。
(ベートーヴェン『音楽ノート』小松雄一郎訳より)
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病むものは汝一人ならざるを知れ。
(内村鑑三『基督信徒の慰』より)
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たがいに知りあうということは、
たがいに相手のことをなにもかも知りつくすということではなく、
たがいに愛と信頼とを抱きあい、
たがいに信じあうことである。
(シュヴァイツァー『生い立ちの記』国松孝二訳より)
心と身体についても同じことが言えそうですね。
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仁を好みて学を好まざれば、其の蔽や愚なり。
(『論語』「陽貨篇」より)
思いやりがあり情け深い人は学問を好む必要があるようです。
愚かにふるまわないように。
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古いものを喜んではならない。また新しいものに魅惑されてはならない。
(『ブッダのことば』中村元訳より)
伝統医学、漢方や鍼灸、
現代医学、東洋、西洋医学などに関しても同様かもしれませんね。
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