はちみつブンブンのブログ(伝統・東洋医学の部屋・鍼灸・漢方・養生・江戸時代の医学・貝原益軒・本居宣長・徒然草・兼好法師)

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永田徳本『灸治歌』(1)

2017-12-07 10:55:18 | 永田徳本『灸治歌』

永田徳本『灸治歌』から一日三首掲載したします。

 

脳重く 頭痛目暈り 乾嘔 肛門出は 百会なるべし

のうおもく ずつうめまわり からえづき こうもんでるは ひゃくえなるべし

百会とは ニの眉のまん中の墨より上の八寸にあり。

 

喘欬し 咳逆をしつつ 咽も鳴り 胸に気せかば 天突の穴

ぜんがいし がいぎゃくをしつつ のどもなり むねにきせかば てんとつのけつ

天突は 咽なる高き骨よりも三寸したぞ 仰てとれ

 

曲池より 二寸手先は 三里にて 伸屈せず 痺るるによし

きょくちより にすんてさきは さんりにて しんくつせず しびるるによし

曲池とは かいなの節の 折かがみ 臂を挙なば 陥みなるべし

 

 

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