先日、古くなったお茶の薬用効果についての問合せがあり、充分なお答えが出来ませんでした。早々に、“新茶業全書”を、編集された(社)静岡県茶業会議所に問合せたところ、FAXでの回答がありました。問合せに対する資料を随分探されたようで、とても恐縮しています。
賞味期限が切れた茶のカテキンの効果について
大変遅くなりましたが、過日問い合わせがありました標記のことについて、調査結果をお知らせします。
カテキンなど茶の含有成分の効能・機能性について、現在までに研究に取り組んできた人たち及び現在も取り組んでいる人達は、主に大学の教員、医者などが中心となって行われています。
この人たちの研究目的は、その物質そのものの効能、機能性であって、賞味期限とは無関係で行われています。
したがって、賞味期限の切れた茶の含有成分量の変化について、調査・研究した事例はありませんでした。
なお、カテキンなどの含有成分は、 時間とともに酸化などの化学反応によって、他の形に変化することは知られています。
(社)静岡県茶業会議所 福井
FAXで送られてきた文章をそのまま書き写しました。
福井様には、“大変遅くなりましたが・・・、”と書かれていました。それだけに資料探しに骨を折られたことだと感謝しています。また、電話で、問合せのあった方の連絡先をお聞きしていなかったことが気になり、ブログで紹介しました。
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