お掃除会に参加して。
今回は八尾のとある小学校。
正直なところ、大学時代に八尾の先輩がいたけれど、八尾はちょっとやんちゃな街ときいていた。
だからやばいのかなと勝手に想像していました。
今回のお掃除は、便器があたらなかったので、換気扇掃除と尿こしと換気扇掃除をしました。あとは床掃除。
前回は黙々と便器を磨いていましたが、今回はそれがなかったので人の顔や気持ちを見ていました。
口では
なんでやらなあかんの
こんなん男子がやればええねん
という女の子。
それききながら
来なかったらいいのに
と思う私。
でも、
尿こしを掃除している彼女たちを見ながら一緒にしよかという話になり、一緒にしていくと、口で言っていることとやっていることが違った。
だんだん仲良くなってきて色々話しかけられ、ちょこちょここっそり話す私。
聞けば二回目の参加だという。
しかも
誰かに言われたからではなくて自分から来たのだという。
なんでトイレ掃除しにきたの?
していい会話かわかりませんが・・・
彼女から言われた言葉は、
「みんなのため。綺麗になったらみんな喜ぶやん。」
小学生で
ソレが言えるのだ。
この年齢でいえるってどうなの?
とおもっていたら
先生がやってきて
「うちの学校の子供たちでお掃除会参加する子どもは、女の子がほとんどです」
とおっしゃった。
まわりの人を喜ばせる、他者中心の生き方をする。それを目の前の小学生の女の子たちがしている。ハッと気づく・・・今の自分。
そこからは尿こしを黙々と磨いていました。
時間が来たのでそれくらいにしようかというリーダーの方から指示がありましたので終えました。
前回と今回のことは、やったことは違いますし、リーダーも違いますからお掃除のやり方なども少し違っていました。
前回はお掃除の会の人で同じ班のサブリーダー方のやり方を必死で覚えましたし、質問しましたので周囲などをみる余裕もありませんでした。今回はやることも多かったのでやり方を真似るというよりも、周囲と協力しながらという感じで、極めて客観的にいられたと思います。
私は仕事で
「あなたの仕事は目に見えないところを綺麗にする仕事です。手の感覚だけで感じないとできない繊細な仕事です。目に見えないところがキレイなのが一流です。」と、教えていただいて、それをずっと肝に銘じながら今の仕事に誇りを持っています。
このお掃除の会で、正に、仕事以外の会でそれを体感・・・心が躍ります。心の底から感動します。
多分これを読んでいる人は分からないかもしれません。
それが私がお掃除を続ける理由なのかもしれません。
感謝です。