『タブロオ・マシン【図画機械】 中村宏の絵画と模型』を
練馬区立美術館で観てきました。
久々に、強烈な衝撃を受けた展覧会でした。
中村宏さんは1932年生まれの御年78歳、練馬区在住の画家です。
多くの作品が練馬区立美術館に収蔵されています。
60年代の「モンタージュ絵画」
70年代の「青色・空気遠近法」
80年代の「タブロオ・マシン」
機関車、飛行機、セーラー服、立入禁止・・・
絵柄や技法は異なりますが、作者の「妄想」は一貫しています。
一貫したエロティシズムを感じます。
セーラー服は
上着が水兵の制服(男性)、下はスカート(女性)であり
両性具有的である・・・
こんなこと誰が思うでしょう。
機械化していくセーター服の少女を描いた『似而非機械』。
なんという妖しさ。
壁に作者のものと思われる言葉がいくつか書かれていました。
その一つ、
事件性がないとほとんど描く気がしない。いわゆる「癒し」の絵など私には描けません。
全面的に首肯できる言葉です。
「事件性」という言葉を「狂気」に置き換えても差し支えないと思います。
この作者は明らかに「違う世界」を見ています。
2000年代の作品も展示されていましたが、
手法は異なるものの「妄想」は全くぶれていません。
観ていて涙が出そうになるほどの衝撃でした。
入館料500円。練馬区立美術館恐るべし!
練馬区立美術館で観てきました。
久々に、強烈な衝撃を受けた展覧会でした。
中村宏さんは1932年生まれの御年78歳、練馬区在住の画家です。
多くの作品が練馬区立美術館に収蔵されています。
60年代の「モンタージュ絵画」
70年代の「青色・空気遠近法」
80年代の「タブロオ・マシン」
機関車、飛行機、セーラー服、立入禁止・・・
絵柄や技法は異なりますが、作者の「妄想」は一貫しています。
一貫したエロティシズムを感じます。
セーラー服は
上着が水兵の制服(男性)、下はスカート(女性)であり
両性具有的である・・・
こんなこと誰が思うでしょう。
機械化していくセーター服の少女を描いた『似而非機械』。
なんという妖しさ。
壁に作者のものと思われる言葉がいくつか書かれていました。
その一つ、
事件性がないとほとんど描く気がしない。いわゆる「癒し」の絵など私には描けません。
全面的に首肯できる言葉です。
「事件性」という言葉を「狂気」に置き換えても差し支えないと思います。
この作者は明らかに「違う世界」を見ています。
2000年代の作品も展示されていましたが、
手法は異なるものの「妄想」は全くぶれていません。
観ていて涙が出そうになるほどの衝撃でした。
入館料500円。練馬区立美術館恐るべし!
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