よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

榛名神社(その1)

2018年09月02日 | 神社仏閣
榛名神社距離があるため気軽に参詣できないが
機会をみつけて何度も再訪したい神域
のひとつである。



高崎駅から70分、バスに揺られて到着。

バスの運転手さんが

「1時間おき、40分にバスは出るので
1時間くらいで帰ってくるお客さんが多いですが、
せっかくだから、ゆっくり過ごしてくださいね」と
にこやかに声をかけてくださる。

とても気さくで良い方だ。

無論、1時間足らずで退散するなんて、勿体なさすぎるから
充分に榛名の気をいただいていこうと思っている。


鳥井をくぐった瞬間、清らかな涼気に変わったのが感じ取れた。

例えていうなら、埃っぽい真夏の街路から、
エアコンの効いた高級店に入ったような、気持ちの良い涼感だ。





随神門。
この向かって3時の方向に、毘沙門天像がある。



毘沙門天

以前、六福神は撮影できたのだが、位置的に気づきにくい
毘沙門天だけは撮り損ねたので、リベンジが嬉しい。



寿老人



みそぎ橋の近くに立っている。

少し欄干に寄り、不浄なものを浄めているイメージで
川の流れを眺める。





その先は、深い緑の樹々に彩られている。

普段、これほど清明な緑に包まれる機会がないため
歩いているだけでも、爽快になる。



布袋



福禄寿



恵比寿

七福神に次々邂逅する。



三重塔。
群馬県唯一のものだという。



賽神社。
小さくて目立たないためか、あまり参詣する人をみないが
邪気除け、女性の幸運をつかさどる神様が祀られているのだ。



瓶子瀧(みすずのたき)

この眺めも圧巻。



手水舎


手水舎を写したら、少し不思議な写真が撮れた。

手水の場所だけピントが合い、周囲が引っ掻いたような線でぼやけている。
ピンボケ写真は珍奇でもないが、こういうゴッホの描く空のような、
線の走る背景写真は、稀である。

以前、三峯神社のお仮屋で同じ現状が起きたが、
この手の写真は、それぐらいだと思う。

榛名の強い神気に守られているからだろう、と
少し心強く思った。


長くなったので「つづく」


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