よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

榛名神社(その2)

2018年09月02日 | 神社仏閣
榛名神社の魅力を一言で表すのは難しいが
何とも形容しがたいあの自然の造形に、ひどく心惹かれる。

緑が多く、水と空気が澄んでいる場所はどこでも好きだ。

そこに神仏が祀られ、長きにわたり人々の崇敬を集めていること、
絶妙なバランスで形成され、この地震国にあって崩壊しない奇岩の数々、
既に桁違いの聖域である。



千年杉







大黒天




双龍門








この日、龍の姿を見られる予感がしたが
果たして、そのとおりになった。




天狗様




本殿

鳥居からここまで15分ばかり歩くが、どこを向いても清々しく楽しく、
少しも長いと感じない。

国祖殿は改修工事中である。
建造物の原寸大に印刷された大きな布に向いて一礼。

本殿の後ろにある御姿岩がご神体である。






この恐竜にも似た奇岩にはいつも圧倒される。
いつまでも見上げていたい存在感だ。


この後、金色のお守りをいただき
絵馬も書かせていただいた。



丙午の日に奉納するらしい。




おみくじを引く。
引いた段階では白紙だが、水につけると文字が浮かび上がる。



本殿から下った場所に、「おみくじ浸し場所(右)」がある。

中央の竹筒に耳をつけると、水琴の音がさやかに聞こえてくる。




病気「崩れた体調に不摂生が追い打ちをかける」は
ぐうの音も出ないほど、そのとおり。

旅行「清き水求めて旅せよ朗報あり」は
まさに榛名神社に清き水を求めてきたので、得心。

つけくわえると、私の住所から榛名は北にあるので
方位的にもぴったりで、幸運色のゴールドも、
御守袋の色と一緒なので、うれしくなった。



こちらにおみくじを入れて(自分の干支の入り口から入れる)
時計方向に回転させると、運がつくそうだ。



帰路、布袋様のお腹を触って手術の成功をお願いする。
下から撮影すると、ますます豪放磊落な雰囲気だ。





このお店でお饅頭を購入。




帰路、蜂が2~3匹飛んできたため、通りすがりの女性二人が
立ち止まって怯えているのを、連れらしい男性が
「何もしないよ、止まったり逃げたりしないほうがいい」
と忠告しているのが聞こえてきた。

私は、攻撃をしなければ蜂は襲わないと思っているので
耳元近くで飛んでいても、刺されるという発想はない。

それまでどおりの歩調で進むだけだ。

神社にて、朝に蜘蛛の巣を見れば吉兆と思い、
蜂が飛んでいても「神の使いだろう」と恐れを感じず、
尾が虹色のニホントカゲを見つけたらうれしくなる、
私のようなタイプは珍しいのかもしれないが。

だいたい人間以外の災厄なら、悉く強いのが私だ。

病を得て、その厄災(人間関係)を断つ決断をしたのだから
――遅きに失した感もあるが――うまく行くだろう。




みそぎ橋の上で、願い事をとなえながら饅頭をいただくと叶うらしい。
前回もやったが、今回も橋の上饅頭食いはやる。




さらに参詣後に、焼きまんじゅうまで完食。
食べたかったというのもあるが、その土地のパワーを取りこみたいのと
喜捨の意味を込めるのとで、参詣地で食べ物を買い食いすることが多い。




鳥居を抜けた後、5分もしないうちに龍雲を見かけた。
参詣時に「龍に逢える」という感覚はあったが、
こんなに早く邂逅するとは思わなかった。

ちなみに前回の榛名参詣では、帰りの電車で龍と火の鳥を見た。
出現する時間が早くなっている…。

この日はいろいろタイミングがよく、
高崎駅の改札をくぐったところで「後1分後にアーバン発車」に気づき
走って乗り込み、けっこう混んでいた電車だったのにもかかわらず
座って帰ることができた。

好きなこと、やりたいことをしているときの私は
本当に強運であり、直感を使う前に物事がうまく進む。




榛名神社初参拝の記事はこちら

龍雲と火の鳥の記事はこちら



今回は参詣客が多すぎず、ますます居心地が良かった


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