株式会社葉月の社長ブログ 『うちは技術屋です』

飯塚市嘉麻市(筑豊福岡全域)で塗装・塗替え・防水改修などをやっています。

木製門扉の塗替え

2017年09月11日 | 塗装工事
外部にさらされる木部の塗装って難しいです。

新規の場合はお断りしているほどです。

木部は伸縮するので、その上に膜を張る塗料(コーティング系)を塗ると

経年によりひび割れ、そこから浸食され剥がれる恐れが大いにあります。

なんか、ベンチとかログハウスとかペンキが塗ってあるイメージが強いんですが

意外と難しいんですよ(剥がれやすいという意味で)



例えばこのように


10年ほど前にクリヤーを塗ったらしいですが・・・

こうなるのであまり塗りたくはないんですが、最近は少しマシな材料が出てきていまして

なんとか塗れるようになったんですが、それでも寿命は(剥がれない期間とします)

日当たりの良い場所だと早くて2年かな?いや、日当たりにもよりますホントに。


今回はお客様が初盆なので玄関や門扉を綺麗にしたいというご意向で塗装改修をしました。








まずは着工前








上記写真と同じ場所ですが、まずは剥がれやすい部分を剥いで、その後水圧を調整しながら洗浄をしました。








そして汚れを手作業で落とします。
本当は洗浄機で落ちるんですが水圧で木の繊維を壊すので手作業でやります








汚れを丹念に落としました(ここまで結構手間がかかっています)








そして浸透型着色防腐剤を塗ります








着色2回目









そしてクリヤーを塗ります








これで完了









次に玄関木製扉です。








汚れ落とし(洗浄は水が内部に入るのでしてません)







浸透型着色防腐剤塗り








クリヤー塗り








完了









玄関2








完了






このような木部の塗装はある程度の熟練工じゃないとできません。

今回は福岡市の(株)菅塗装工芸に手伝ってもらいました。

ありがとうございました。



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