キャンピングカーで遠方にお出かけした組長からレポートが届きましたのでご紹介します
フェリーを使って11泊12日の北海道旅行記で前編・中編・後編と三部でお伝えします
では、前編の5日分をご覧ください
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北海道キャンピングカーの旅 前編
その一(出発~旭川一日目)
キャンピングカーが納車されて約1年
その年は町内会役員をしていて長く家を留守にすることが出来ず、2~3日でのキャンピングカー旅していました
今年度は無事に次の方へ引き継いだので自由な時間が増えました
そんなことから気候も良く、運転にも少し余裕が出てきましたので長旅をしてみたくなり、北海道に行くことに決め11泊12日(フェリーで2泊)旅をしてきましたのでご報告いたします
日程:2023年5月12日~23日
北海道上陸方法:敦賀発の新日本海フェリーを利用して苫小牧までを往復
と日程と上陸方法は決めましたが、どこをどのように回ればいいかのルート作りで一苦労
道内の土地勘皆無、町と町との位置関係も地図でおぼろげでしか確認できず
移動時間が長いと観光する時間が取れないので要点メモ書きから始めました
・訪問先リスト
・走行路
・食材買い出しできる大型スーパー検索
・車中泊する道の駅とゴミを処理できるかどうかの確認
などを目をこすりながら項目を洗い出し、ナビを頼りに旅の計画を作りました。
では、机上旅が実際にはどう進んだのか、ご覧いただきたいと思います
1日目
船旅は新日本海フェリーの『北海道カニかにドライブパック』を利用しました
敦賀港へは、自宅からHBDIのツーリングでも走る琵琶湖湖西道路を含むR161で北上
迷うことなく乗船手続き時間にも十分余裕を持って到着
乗船する「すずらん丸」は港で出迎えてくれてました
出港は、5月12日(金)23時55分
出港して5分後には13日(土)になっております
2日目
船内をプラプラおさんぽ
まずは食事の確認
ジャックとローズが出てきそうな船内の階段
チェックポイントの一つ 浴場
サウナ、露天風呂もありました
フェリー乗船記念撮影
一通りの散歩を終えてひとまず就寝
2日目の朝(船上)
朝食を済ました頃には、佐渡島沖を過ぎて山形県沖を航行中
船の中では暇を持て余し気味になるのです
そんな人のためのトレーニングルームがあるとの事前情報を得てたので、ランニングの準備をしてきました
1時間ほど汗を流して、風呂に直行です。
楽しみの昼食
今回の『北海道カニかにドライブパック』に含まれてる食事です
美味しくてボリュームもあり満足でした
食後に散歩
航路が外洋を進むことと風の影響があるとのことで、甲板には出られずじまい
甲板はダメでしたが船尾デッキはOKだったのでそちらに行きます
天気が良くて、波も静かで、揺れはありませんでした
お腹もいっぱいなので、この後は昼寝💤
苫小牧東港に到着
トレーラは満載でしたが、乗用車は20台程度、バイクは3台でお客様も少なかったです。
下船してから近くの苫小牧市にある道の駅「ウトナイ湖」に向います。
3日目
14日(日)の朝
昨夜は、道の駅で車中泊
道の駅の裏がウトナイ湖で野鳥の保護区でオオハクチョウも見られるとのとこですがそれは冬のお話
5月には一羽もいません💦
ウトナイ湖畔
北海道一泊目の車中泊を済ませ道の駅ウトナイ湖を出発して本格的に道旅が始まります
今日の予定は、札幌から小樽へ移動
日高道と道央道と高速を利用して「札幌羊が丘」へ行きます
羊が丘展望台、クラーク博士の銅像で有名な場所です
羊が丘展望台からの札幌市、札幌ドームが見えます
名前の通り羊さんが放し飼い
天気が良すぎてか、多くの羊さんは日陰にいました
札幌での昼食
インターネットで海鮮丼の有名な店を調査済み
札幌二条市場の中の「大磯」さんへ・・・(駐車料金1時間サービスあり)
写真では人がぽつりとしか映ってませんが、実は二十人以上の人が行列を作っています
今日は唯一のホテル宿泊日
小樽のホテルへ向けてハンドル握ります
小樽市内の観光としては、天狗山からの市内展望、小樽運河など
ロープウエーで天狗山展望台へ行くと空・海・小樽市内が一望出来ました
(冬はスキー場になるようです)
山頂には、リス園、天狗山神社、小樽スキー資料館、天狗の館などがあります
リス園は休館中ですが、外からお食事中の愛くるしいリスを見ることが出来ました
天狗山神社では、京都からやってまいりましたとの挨拶をさせていただきました
下山して宿泊先の「オーセントホテル小樽」でチェックイン後、近くを散策
小樽駅正面
駅構内の窓には、あちこちにランプが飾られていました。
ホテルでの夕食
このツアーの名前「北海道カニかにドライブパック」の通り かに いっぱいです。
ビールには目がない私
ご当地ビール「小樽ビール・ピルスナー」を頂きました
コンビニにもビールショーケースにはラベルがあったのですがお品切れ
店員さんに聞くとなかなか入荷しないとのこと
リピート飲みできなくて残念でした
私たち車旅の決めごとは、旅中いつでも車を動かせるようにと車中泊時は禁酒旅
今日はこの旅で唯一の酒を共にできる晩餐でした
食後、小樽運河への観光に出ようとしたのですがあいにくの雨
それでも次回のために下見観光を軽くしてきました
1泊目は海上で大きなフェリーだったので船体が揺れてなくても、身体はそれなりに揺れていました
今夜は陸地に直置きベッドなので揺れることなくゆっくり寝られそうです
3日目 5月14日の走行ルート
4日目 5月15日(月)
本日の訪問予定地・・・富良野ファーム富田、美瑛青い池、白ひげの滝
出発時は昨晩からの雨が降り続いてました
道央自動車道を走り、砂川SAまで来ると曇り空で雨は止んでくれました
富良野ファーム富田の駐車場に着くと、早々にキタキツネのお出迎え
山の中にいると思っていましたが、こんなに車も人も集まるところにチョコチョコとお散歩
お花畑の後ろには大雪山系の山々が見えるはずですが雲がかかり山並みは見えません。
この紫の花は「ムスカリ」
紫で有名な「ラベンダー」はもう少し後とのことでした
観光地なら必ずと言っていいほど売っているソフトクリーム
ここでは「ラベンダーソフトアイス」です
奥に停まるスクータもラベンダー色
ファーム富田から次の訪問先に向かう途中の道
驚かせないようスピード落として思いやり運転
D966号から少し入った所に「青い池」があります
曇りですが池は青かったです。
雲と青空が湖面に映ってきれいでした
夕方近くで全体的に暗くなっているのが少し残念
今夜車中泊の道の駅は「びえい白金ビルケ」
その近くにある「白ひげの滝」
一つの川が別の川に流れ込んでいくのですが、絶壁の間を通って流れ出ています
4日目 5月15日の走行ルート
5日目 5月16日(火)
本日の訪問予定地・・・美麗四季彩の丘、マイルドセブンの丘など
今朝は昨日とは違い晴天です。
真っ青の空、緑の森、白い車
どこに行ってもまっすぐな道。
ふるさとの駅100選に入ってる美瑛駅が近くにあったのでちょっと立ち寄り
美瑛駅を背に見る光景
美瑛駅で周辺観光のパンフレットを見ていると、美瑛駅から周遊観光コースの紹介がありました
プラン作りの段階ではどの道をどの順番で行けばいいのか見当がつきませんでしたが、周遊観光コースを頼りに観光スポット巡りすることにしました
北西の丘展望台
矢印のところが大雪山系の山の一つ旭岳、2291m
赤矢印:トムラウシ山、2141m
黄矢印:美瑛富士、1888m
緑矢印:十勝岳、2077m
親子の木
セブンスターの木
私は、ショートピースとハイライトで止めました
ケンとメリーの木
ケンメリは乗りたかったですが、高値の花でした。
時間に余裕があったので、旭川へ行く道の途中で「神居古潭(カムイコタン)」に寄りました
ここはアイヌ民族の聖地の場所で国鉄の神居古潭駅があった所で駅舎が残っており、3両の蒸気機関車も置いてあります
一通りの観光を終えて汗を流しに出発
旭川市内には、温泉施設があるにはあるのですが、リーズナブルな温泉を目指し協和温泉湯元の協和温泉に行きました。
市内から少し離れてますが昔からあるようで、温泉の二つの湯船は、「ぬるい湯」と「あつい湯」があり、ぬるい湯は我慢すれば何とかなりますが、熱い湯は10秒も入ってられませんでした
熱めの湯で全身癒されたあと今夜の車中泊処の道の駅に向かいます
夜道の北海道は矢が降ってきますので注意しましょう(笑)
5日目 5月16日の走行ルート
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以上5日目までをお届けしました
次回は中編をお届けする予定ですのでおたのしみに