この三日間、
いつに増して忙しさに追いまくられた。
パートナーが風邪をひき寝込んだのも、
忙しさに輪をかけた。
最近は、ムラの中の畑通いだけに車を運転する。
外出はパートナーまかせが多くなった。
そんなこんなで外出を控えたいところを、
外せぬ所用が続く羽目に。
とどのつまり歩くしかなかった。
都合三日間で5万歩ほどを歩いてしまった。
コロナ前なら楽々なウォーク距離だが、
加齢も負に働いたのか、
二日目の二万歩近いウォーク、
家の近くまでたどり着くのがやっとという始末。
足が前に出ず、
ふらふら状態という情けない姿をさらしてしまった。
この日は買い出しも兼ねたので、
大きいリュックを背中に負った。
一昨年ぐらい前から、
年齢に即した小さめのリュックに代えていたのに、
いきなりの再登場となった大リュック。
買い物は病人のオーダーを中心の。
牛乳二本、ブルベリーヨーグルト、卵2パック、
1・8リットルのペットボトル。
ショウガ湯に葛湯、バナナにミカンなどなど、
詰めに詰めたリュックを背に負ぶった。
かなりの重さが、
足腰を負荷をかける形になってしまった。
本当の話、
コロナ前は買い物を段ボールに詰めて、
イオンから自宅50分以上を歩いても、
屁とも思わなかったのだ。
いやはや加齢による体力劣化は想像以上のものがあるようだ。
今更ながら、
よくぞ自宅に辿り着いたものだと思わざるを得なかった。
痙攣寸前までいった足は、
一日たつと回復をみせてくれた。(正直ホッ!である)
風邪で動けないパートナーと、
枕を並べて討ち死になんてわけにはいかない。
家庭の料理人は、
いつもと違う、
風邪引きさんのために、
おかゆ・スープなどなどを作るのだ。
そして「おいしい」と、
おかゆを一口のパートナーの笑みに、
(してやったり!)とこぶしを振り上げる。
それにしても風邪やインフルエンザは、
昨今かなりはやっているらしい。
もちろんコロナも無視できない。
隣の町に暮らす娘たちも、
家族がインフルエンザや風邪で寝込んでいるらしい。
ゆめゆめ油断すまいと、
一層の気を引き締めるつねじいさんである。(ウン!)