ありがたいことに、また好評で終りました。
前回のワークショップのとき、鋭く本質を見抜いた人が一人いました。10年以上やっていて初めてのことです。
「これって、催眠商法と一緒ですよね?」
そう、基本になる手法は一緒です。ただ目的が大いに異なる(あたりまえじゃ)
集中力を保つために切り替えながら、合間で大切な情報をすとんすとんと、入れていく。そうすることで潜在意識&長期記憶野に刷り込まれて行きます。
内容は「きちんと話しを聞くための大切な手法」です。
参加者を3名単位ぐらいで分けます、そして話し手、聴き手(この人が練習する)、観察者(聴き手を観察して、自分の参考にする)
話をする内容は「うれしい、たのしい、しあわせ」をキーワードに、自分が体験した事を話すようにして頂きます。
そして3~5分話してもらって、観察者に「聴き手のよかったところ」をおもいっきり誉めてもらう。
で、役割を一つずつずらします。
3回やると、全員が一通りの役割を経験することになります。
時々やるのがシャッフル
なぜかというと、いくら「いままであまり話しをした事のない人と組むように」指示しても、無意識に知り合いと組んでしまう事があるからなんです。
こちらの指示でシャッフルして違う組合せにする事で、いままで話した事のない退部の人と組むことになる事が多いんですよ、不思議な事に。
これを前半後半で一回ずつこなすと丁度90分、いい感じでしょ?
前半では主に「相づち」「感情を捉える」ことを意識してもらいます。
後半で「感情を受けとっている事を伝える(おうむがえしのテクニック)」「話しをまとめて伝える」(内容の確認)の2点を加えます。
【種明かし】
観察者の存在:「見られている」ことによる緊張感の維持、誉めなければいけないので、観察者自身も集中力と観察力を発揮出来ます
役割の回転:話しを聞く、誉められる。そして次の役割をする。これをスムーズに回す事で、それ以外のことが考えられなくなります。
一斉に話す:周り中で話し声が聞こえるので、自分が組んだ相手の話しを聞くためには、かなりの集中力を要します。自分の役割に集中出来ます
キーワードを伝える:上に書いた、話しの聴き方のキーワードを所々で声に出して伝える事で、潜在意識に刷り込みます。
誉める:日本人は誉められる事に慣れていません、非日常の体験をする事で潜在意識の扉が開きます。そして誉められた事は案外忘れないものです
話題の限定:楽しいことを話すので、話しやすいです。聞く方も楽なので、練習がしやすくなります。
今回は「ふれあい見守り」事業の研修という事で
*訪問先の人はたいてい困っている
*楽しい話しは滅多にない
という質問がありました(たいてい出てきます)
*グチの聴き方
「あなたは」~と感じたんですね。「あなたは」~と、捉えたんですね
これがポイントです「決して同意しない」、「あなたは」という主語を略さない。あくまでも「あなたがそのような体験をしたという事実を、私が”聞いた”という伝え方をする事。
*困っている人への対処
まずはお困りのポイントを探す質問をする。それを確認する
もうひとつ出たのが、認知症の方への接し方
*「記憶の確認をしない事」
「私がだれだかわかる?」「今日は何日?」「あの時の事、覚えてる?」
これは、相手をとても傷つけます。認知症である事を確認するために医療者が行なうのであればいいのですが、家族にはとてもお勧め出来ません。やさしくしてあげているつもりが、とても傷つける結果になります。
実は亡くなった祖母が晩年認知症を患いまして、叔母の一人が(僕が何度ヤメレというのも聞かずに)見舞いに来るたびにやっていたんです。そのときの祖母の深く傷ついた表情は忘れられません。
*同じ話しを繰り返す
これはですね、いい事なんです。同じ話しなら、この話題が出たら次はこうなるって、覚えちゃうでしょ? 同じ流れであれば、本人の生活に大きな変化がないという印です。
違う流れになった時に「あれ?」と感じたら、そこからが大事なんです。きっと、なにか違う事が起きています。環境の変化、体調の変化などに気を配って観察してください。なんかちがいますよ
とまぁ、こんなことをやってきたわけです。
今日もいい日だ!
はぴ☆らき♪
前回のワークショップのとき、鋭く本質を見抜いた人が一人いました。10年以上やっていて初めてのことです。
「これって、催眠商法と一緒ですよね?」
そう、基本になる手法は一緒です。ただ目的が大いに異なる(あたりまえじゃ)
集中力を保つために切り替えながら、合間で大切な情報をすとんすとんと、入れていく。そうすることで潜在意識&長期記憶野に刷り込まれて行きます。
内容は「きちんと話しを聞くための大切な手法」です。
参加者を3名単位ぐらいで分けます、そして話し手、聴き手(この人が練習する)、観察者(聴き手を観察して、自分の参考にする)
話をする内容は「うれしい、たのしい、しあわせ」をキーワードに、自分が体験した事を話すようにして頂きます。
そして3~5分話してもらって、観察者に「聴き手のよかったところ」をおもいっきり誉めてもらう。
で、役割を一つずつずらします。
3回やると、全員が一通りの役割を経験することになります。
時々やるのがシャッフル
なぜかというと、いくら「いままであまり話しをした事のない人と組むように」指示しても、無意識に知り合いと組んでしまう事があるからなんです。
こちらの指示でシャッフルして違う組合せにする事で、いままで話した事のない退部の人と組むことになる事が多いんですよ、不思議な事に。
これを前半後半で一回ずつこなすと丁度90分、いい感じでしょ?
前半では主に「相づち」「感情を捉える」ことを意識してもらいます。
後半で「感情を受けとっている事を伝える(おうむがえしのテクニック)」「話しをまとめて伝える」(内容の確認)の2点を加えます。
【種明かし】
観察者の存在:「見られている」ことによる緊張感の維持、誉めなければいけないので、観察者自身も集中力と観察力を発揮出来ます
役割の回転:話しを聞く、誉められる。そして次の役割をする。これをスムーズに回す事で、それ以外のことが考えられなくなります。
一斉に話す:周り中で話し声が聞こえるので、自分が組んだ相手の話しを聞くためには、かなりの集中力を要します。自分の役割に集中出来ます
キーワードを伝える:上に書いた、話しの聴き方のキーワードを所々で声に出して伝える事で、潜在意識に刷り込みます。
誉める:日本人は誉められる事に慣れていません、非日常の体験をする事で潜在意識の扉が開きます。そして誉められた事は案外忘れないものです
話題の限定:楽しいことを話すので、話しやすいです。聞く方も楽なので、練習がしやすくなります。
今回は「ふれあい見守り」事業の研修という事で
*訪問先の人はたいてい困っている
*楽しい話しは滅多にない
という質問がありました(たいてい出てきます)
*グチの聴き方
「あなたは」~と感じたんですね。「あなたは」~と、捉えたんですね
これがポイントです「決して同意しない」、「あなたは」という主語を略さない。あくまでも「あなたがそのような体験をしたという事実を、私が”聞いた”という伝え方をする事。
*困っている人への対処
まずはお困りのポイントを探す質問をする。それを確認する
もうひとつ出たのが、認知症の方への接し方
*「記憶の確認をしない事」
「私がだれだかわかる?」「今日は何日?」「あの時の事、覚えてる?」
これは、相手をとても傷つけます。認知症である事を確認するために医療者が行なうのであればいいのですが、家族にはとてもお勧め出来ません。やさしくしてあげているつもりが、とても傷つける結果になります。
実は亡くなった祖母が晩年認知症を患いまして、叔母の一人が(僕が何度ヤメレというのも聞かずに)見舞いに来るたびにやっていたんです。そのときの祖母の深く傷ついた表情は忘れられません。
*同じ話しを繰り返す
これはですね、いい事なんです。同じ話しなら、この話題が出たら次はこうなるって、覚えちゃうでしょ? 同じ流れであれば、本人の生活に大きな変化がないという印です。
違う流れになった時に「あれ?」と感じたら、そこからが大事なんです。きっと、なにか違う事が起きています。環境の変化、体調の変化などに気を配って観察してください。なんかちがいますよ
とまぁ、こんなことをやってきたわけです。
今日もいい日だ!
はぴ☆らき♪