社長のひとりごと

社長のひとりごとです。ただし、病気ではありません。

なってみて知る。

2012-10-25 10:43:42 | 日記
3月頃から左腕の上腕が痛く、整形外科医院に通いました。
MRIまで撮ってもらいましたが、骨は全くの異常なし。

湿布で「何とか治って」と継続していましたが、全く痛みの改善はありません。
そのうち、腕が上まで上がらず、寝ているときまで痛みが出て寝れない日々が度々出る始末。

思い切って又整形外科の玄関をくぐりました。

先生、曰く「腕から肩にかけて筋肉が炎症し、固まった状態です。はがさないと大変ですよ」
自分で自己判断していまい、「何やってもダメだ」と諦めたのが帰って悪くしたみたいです。

「はがす」とは、上がらない腕を上に上がるように筋肉を柔らかくする方法だそうですが、
以前は切開して手術しないといけなかったらしいのですが、
私を担当してくれた先生は、切開せず、麻酔をかけて感覚がなくなった時にゴリゴリ柔らかくする「手術」でした。

麻酔をかけられすぐに腕の感覚がなくなってきて、15分もしたら「右肩から下がっている他人の腕」です。
つねっても叩いても痛いという感覚はありません。

先生に手術していただき、三角巾を看護師さんにつけていただきました。
全く感覚ありません。
私には左腕が無い、と同様になったのです。

病院の精算も、その後の買い物も右腕一本でした。
大変もなんも、大変の一言に尽きました。
にわか片腕になり、世の中の身体の不自由な方々の苦労を改めて身にしみました。

その夜は痛みもなく1回も目が覚めることなくぐっすり眠ることができました。

先生が話していました。
「看護師さんが天使に見えるよ」
いいえ、先生。
あなたが神に思えます。

峡もリハビリに通います。