数日前に、お隣の『はぎ』さんのご主人が天国に召されました。
皆さんからは『午郎ちゃん』と呼ばれるほど、愛されていました。
その知らせを聞いた時、私は放心状態、主人は号泣しました。
我々夫婦が15年前にこのHeart工房をオープンしてから、
どれほど午郎さんを頼りにして来たか、そして支えて下さったか計り知れないのです。
思い出はたくさんあります。
午郎さんが作った‘きのこスパゲティ’や‘山菜スパゲティ’は感動ものでした。
きのこや山菜がこんなにふんだんに入ったスパゲティを食べるのは生まれて初めてでした。
午郎さんが早朝、山に入って採って来たものです。
サンタは午郎さんが大好きでした。
ご近所のワンちゃんたちは午郎さんの姿を見るだけで大喜びしていました。
サンタも午郎さんに飛び付きたくてグイグイ引っ張られたものです。
私や主人の法事等で何日間も朝夕のサンタの散歩を午郎さんに頼んだことがあるのですが
心よく「いいよ」と引き受けて下さった事を覚えています。
あの時は本当に助かりました。
チー太郎が、せっかく午郎さんの乾していた魚を盗み食いしたのを主人が叱っていたら
「俺がチーちゃんにやったんだから叱らないでやって」とチー太郎を
かばって下さった優しい午郎さんでした。
そして、竹の子を煮付けたものや珍しい山菜の料理など、何かにつけ必ず
うちの玄関までわざわざ持って来て下さったのです。
遠慮なくご相伴に預かりましたが、どの料理も本当に美味しかったです!
昔、リップが急に具合が悪くなり足腰が立たなくなったことがありました。
リップの高齢のこともあり、病院へ連れて行こうか悩んだ時に、
その旨を午郎さんに相談しに行ったのですが
「リップは16歳半まで病気もせずにずっと家の中で暮したんだから
病院へは連れて行かないで、最後まで家で過ごさせた方がいいよ」と
言って下さり、本当にその通りだと私も思いました。
リップはその後ずっとコタツの横で私たちと過ごす事ができ、
1週間後に安らかに天国に召されたのでした。
私たちがテラスで講習をしていた時、必ず、午郎さんが『はぎ』さんから出て来て
「今日は暑いね~」とか「疲れたね~」とか色々声をかけて下さいました。
そんななにげない言葉ひとつひとつがどれほど私たちの心の支えになっていたか、
午郎さんはきっと気付いてなかったと思います。
それほど、我々夫婦にとってかけがえのない存在だったのです。
もう午郎さんの姿や声を聞けなくなったのかと思うと本当に悲しく寂しいです。
でも、やはり午郎さんは私たちの心の中でずっと生き続けるのですよね。
お隣を見上げる度に午郎さんがいるんだなぁと思う事でしょう。
不思議な事にチー太郎が1人ではほとんど上がらないテラスのテーブルに座って
じっとしていました。
チー太郎の心の目には何かが見えているのかも知れませんね。
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心からご冥福をお祈り致します。
皆さんからは『午郎ちゃん』と呼ばれるほど、愛されていました。
その知らせを聞いた時、私は放心状態、主人は号泣しました。
我々夫婦が15年前にこのHeart工房をオープンしてから、
どれほど午郎さんを頼りにして来たか、そして支えて下さったか計り知れないのです。
思い出はたくさんあります。
午郎さんが作った‘きのこスパゲティ’や‘山菜スパゲティ’は感動ものでした。
きのこや山菜がこんなにふんだんに入ったスパゲティを食べるのは生まれて初めてでした。
午郎さんが早朝、山に入って採って来たものです。
サンタは午郎さんが大好きでした。
ご近所のワンちゃんたちは午郎さんの姿を見るだけで大喜びしていました。
サンタも午郎さんに飛び付きたくてグイグイ引っ張られたものです。
私や主人の法事等で何日間も朝夕のサンタの散歩を午郎さんに頼んだことがあるのですが
心よく「いいよ」と引き受けて下さった事を覚えています。
あの時は本当に助かりました。
チー太郎が、せっかく午郎さんの乾していた魚を盗み食いしたのを主人が叱っていたら
「俺がチーちゃんにやったんだから叱らないでやって」とチー太郎を
かばって下さった優しい午郎さんでした。
そして、竹の子を煮付けたものや珍しい山菜の料理など、何かにつけ必ず
うちの玄関までわざわざ持って来て下さったのです。
遠慮なくご相伴に預かりましたが、どの料理も本当に美味しかったです!
昔、リップが急に具合が悪くなり足腰が立たなくなったことがありました。
リップの高齢のこともあり、病院へ連れて行こうか悩んだ時に、
その旨を午郎さんに相談しに行ったのですが
「リップは16歳半まで病気もせずにずっと家の中で暮したんだから
病院へは連れて行かないで、最後まで家で過ごさせた方がいいよ」と
言って下さり、本当にその通りだと私も思いました。
リップはその後ずっとコタツの横で私たちと過ごす事ができ、
1週間後に安らかに天国に召されたのでした。
私たちがテラスで講習をしていた時、必ず、午郎さんが『はぎ』さんから出て来て
「今日は暑いね~」とか「疲れたね~」とか色々声をかけて下さいました。
そんななにげない言葉ひとつひとつがどれほど私たちの心の支えになっていたか、
午郎さんはきっと気付いてなかったと思います。
それほど、我々夫婦にとってかけがえのない存在だったのです。
もう午郎さんの姿や声を聞けなくなったのかと思うと本当に悲しく寂しいです。
でも、やはり午郎さんは私たちの心の中でずっと生き続けるのですよね。
お隣を見上げる度に午郎さんがいるんだなぁと思う事でしょう。
不思議な事にチー太郎が1人ではほとんど上がらないテラスのテーブルに座って
じっとしていました。
チー太郎の心の目には何かが見えているのかも知れませんね。
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心からご冥福をお祈り致します。