さて、2日目はあの槍ヶ岳を↓目指したわけですが、あれだけくっきりと見えるのならば
歩行距離が10時間といえども、その苦しさも和らいだことでしょう!
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しかも登山者が多いので、一人ぼっちの登山でも寂しくなかったのではないでしょうか?
(私がいたらきっと足でまといだったでしょうね~)
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それにしても、登山者の多いこと!
さすが『表銀座』だけのことはありますね~
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目の前に雷鳥がいたそうですよ~
この雷鳥の下側に赤ちゃんヒナがたくさんいたらしいのですが、またまたカメラ操作を
慌ててしまい、ヒナたちを撮り損ねたそうですよ~~;残念。
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アップダウンを繰り返し、時折見える槍ヶ岳もだんだん近づいてくる感じですね。
後で↓黄色で書いたこのルート(東鎌尾根)を登って行くのですよ。
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険しい山を下って来て、振り返って撮った画像だそうです。
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このあたりから鉄ハシゴやクサリ場が続くそうですよ~
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槍ヶ岳に到着するまでにおそらく20個くらいのハシゴがあったそうです。
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七瀬ダムが見えたそうです。望遠で。
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おお!右にチラッと槍ヶ岳が見えますね~近づいて来た感じ!あともう少しか?!
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きゃ~~怖そう!これが『水俣乗越』への鉄のハシゴだったそうです;
この鉄ハシゴを後ろ向きで直角に降りて行くそうなのですよ;
画像を見るだけで背筋がゾクゾクします。
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高所恐怖症の私だったら、果たして下れるのか?
(いや、こういう時は下りれるでしょう、きっと・・・・)
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無事に降りてから、この鉄ハシゴを振り返ったら、こんな感じです;
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ひぇ~~~っ
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穂高連邦が見えます。
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槍ヶ岳が間近に見えた時は、感動したそうですよ~!
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『ヒュッテ大槍』↓という山荘でビールを飲み、登山者の方に槍ヶ岳をバックに写して
もらったそうです(^~^)
あそこに↓かすかに見えるのが、本日の宿泊施設の『槍ヶ岳山荘』です。
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ここでも(あちらこちらで)登山者の方から「軽装ですね」と言われたそうです(>д<;
『槍ヶ岳山荘』まで、あとちょっとの登りです。
とはいえ、最初の‘岩登り’です。
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残雪の上の細かい筋は?自然が作ったものなんですね~
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突然に道中の左手にある『殺生ヒュッテ』にヘリコプターが飛んで来たそうです。
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荷物の積み下ろしの為だったそうで、天気の良い日は1日に何回か来るそうですよ。
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間近で見るヘリコプターは圧巻だったでしょう~
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時おり見せる高山植物は疲れを和ませてくれますね~
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これはミヤマキンバイです。
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もう本当に、あとちょっとで『槍ヶ岳山荘』に到着!
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ここが『槍ヶ岳山荘』です。
ここでチェックインして、リュックを置いてまた出掛けますよ。
身軽になった身体で、やはりカメラだけ持って、槍ヶ岳の頂上(穂先)へ目指します。
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空に向かい一歩一歩登っていきます。頂上はもう直ぐです。
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頂上への登り下りは渋滞緩和のため、一方通行で登山道は付けられています。
急峻な岩場の連続ですが、岩は安定し足場の少ないところなんかにはクサリ、ハシゴがあり
安心して登れます。
とうとう槍ヶ岳山頂に到着です。やったね!
でもあいにく、この頃から雲が出て来て、展望は全く無し。
この頂上はかなり狭い場所ですよ(昔、登った時の事がよみがえって来ました)
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『槍ヶ岳山荘』の消灯は8時半。またしてもぎゅうぎゅう詰めの部屋で寝たそうですが、
あまり寝れなかったそうです(お隣さんのいびきがすごくて
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この夜から雲行きが怪しくなって来まして、登山3日目は朝から大雨と霧だったそうです。
『槍ヶ岳山荘』を朝の5時半に出発して、大急ぎで上高地まで下山。
写真はほとんど撮らず。やっと撮った画像です。
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天気が良ければ、上高地までの景色はさぞかし素晴らしかったことしょう~;
皆さんに‘軽装’だと言われたように、やはり(雨カッパは着ていましたが)
大雨で登山靴やズボン、帽子などがビショビショになり、替えもあまり無かったので
とにかくできるだけ早くに上高地まで、たどり着きたかったそうです。
なので、歩きっぱなしで、上高地バスターミナルに12時過ぎに到着。
上高地バスターミナルからバスで約1時間で新島々駅に行き、新島々駅からは松本駅経由、
小淵沢駅経由で無事に甲斐大泉駅に着きましたよ。
まあ、3日以上の登山では、いつなんどき天候が変わるか解りませんね。
今度、長期で行く時は‘軽装’でなく、あらゆる場合に備えて色々と準備万端で
いかなければならないということが解ったそうですよ。
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さてこの数日、知り合いの方々がいらして下さり、サンタ&サランは甘えまくって
いましたよ(^0^)
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また、明日に続きます~
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