突如、真夏日に限りなく近づいて短パンとTシャツ1枚で過ごし、それで油断していると翌朝夜明け前の外気温は12.4℃にまで急降下…
それはそれで天気の勝手なのだが、生身のニンゲンさまはそれほど簡単ではない。
夜明け前の我が家の室温は15℃を超えていた。しかし、机の前でじっと坐りながらブログを打っていると、足元から忍び寄る冷気は尋常ではなく、体の芯から冷えてくる。
愛読させてもらっている北海道在住のブログ氏は「14℃に下がるまでは暖房は我慢している」と書いておられた。
北海道の家のつくりや暖房効果の高い部屋とは違って、特別な仕掛けもなにもない南関東の掘っ立て小屋同然の我が家は簡単に比較できないだろうが、そもそも北国に暮らす方々と比べ、ニンゲン自体の耐寒性の強弱というものも無視できず、道民の皆さんが耐えられる15℃でも、ボクは我慢できないのである。
キーボードを打つ手はかじかむ寸前でぎこちなくなってくるし、何より居心地の悪さは筆舌に尽くせないものがある。
真冬ならガスストーブの栓を開いて点火ボタンを押しさえすれば、勢いよく温風が噴き出してたちどころに部屋中がポカポカしてくるが、いかんせん、10月のこの時期、まだガスストーブはしまい込んだままである。
仕方なく、エアコンのある部屋に移動して今年初めて暖房のスイッチを入れたのが21日のことだった。
そして今朝もまた…
今朝はそれほど寒さが募ったわけでもない。
苦行……そんな言葉さえ浮かんでくるような環境にわざわざ身を置く必要なんてこれっぽっちもないし、そんな真似をする気もさらさらない。そういうことは若い時分にすることで、ジジイはぬくぬくした環境でぬるま湯にどっぷり浸かっていればいいのである。
かくしてまだ10月だというのに、なんと暖房を使い始めたのでした。
オイオイ。
夏だか秋だか判然としないところのある季節だが…
ノブドウの実が魅力的に色づいてきている
これはサルトリイバラかな
サルトリイバラなら、この実はこれから赤く熟すはず
畑の淵を流れる用水路に真っ赤な実がせり出している
グミような実…
一粒取って指で軽く押したらはじけて水分が飛び散った
枝に残したままになっているところを見ると渋柿だな
盆栽風のピラカンサス
さてこれは何でせう
地味だが遠目には花が咲いているようにも見える
近づいてみれば、ますます花っぽいが…
よくよく見ればどうも花ではなさそうで、花の散った後かもしれず、下部はぷっくらと膨らんでいて中に種が詰まっているのかも…
実りと言えばこれを忘れるわけにはいかない
相変わらず母ちゃん2人だけで腰をかがめ、カマを使ってのんびりと刈り取っているのであまりハカが行っていないようだ