八丈島の方言で遊ぼう 

方言だけだよ わかりんのうこともおじゃるのうが!?あんでもかってみればよけどうじゃ

あず(畦)

2016-07-23 14:08:02 | つぶやき
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あず

あずせぎ 境界をおかす、取る事(せぐ、せぎ→けずる、そぐ)

あず→境界(畦からきているのかもしれません)

今は土地の広さ等すべて法務局よって登記されているので争いはないのですが、

隣り合った土地の持ち主同士が立会人を付けて土地の境界に石を置いたり木を植えたりして目標にした。

それでも思い違いや記憶違いによって他人の土地に入り込むのである。

勝手に石を移動したり木を切ったりする。いつの間にか土地が広くなったりせまくなったりする。

裁判沙汰になることもしばしばでした。

あずせぎ→隣の土地を無理やり自分の物にすること。

(境界あらそい)

あしなか

2016-07-20 17:15:30 | つぶやき
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あしなか

あしなか→わらぞうり

「三根おきゅう殿を嫁にとろ人はな、しぼう四駄かれ、ごみょ五駄つけろよ、ねいしひまにはよ、ぞうりょくめよ。」

↑↑↑八丈島の民謡の歌詞です。↑↑↑

『美人で育ちも性格も良いめならべ「おきゅう殿」を嫁さんにしたい人は、
  沢山仕事をして、寝る暇もなくたくさん稼いで、楽をさせる事が出来る人でなければだめですよ。』

それほどに美人だったのでしょう。

ねいしひまにはぞうりょくめ→寝る暇があったら草履を作りなさい

しぼうしだかれ→牛馬の飼葉を牛の背に山盛りにして4往復しなさい

ごみょごだつけろ→薪を牛の背に山盛りにして5往復しなさい

あしなかとは藁草履の事です。

足が半分ほどしかのらない草履。近年では運動会や競技会で短距離走の時滑り止めとして使われた。

自分のこと

2016-07-20 17:08:09 | つぶやき
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私→あい、わい、あれ、われ

私は→わや、あや、われんしゃー、あいんしゃー

私が→わが、あが、あいが、わいが、あれが、われが

私の家→わがい、あがい、あがえ、わがえ

自分の物→あがめ、わがめ あいがめ、わいがめ

まだ沢山ありそうです。変化は言葉を使う場合によって違います。