「積雪した」「お天気は」
「日曜日は晴れる」
えびの高原をライブカメラで確認すると4日の夜から積雪し真っ白、寒波は土曜まで・・日曜日は暖かくなる・・
土曜日ならサラサラ雪!しかし展望が?風も?・・
日曜日なら展望はあるが・・急速に溶けてビチャビチャ雪かも?・・
迷った結果、晴れ予報の日曜日に行く事に
日曜朝、宮崎市内は快晴で霧島連山を見ると・・韓国岳山頂が真っ白~~。
8時に出発し霧島神宮経由で大浪池登山口へ
行けども・・行けども雪は無く・・登山口手前でやっと路肩にちらほら・・路面は全く無し。
「雪、あまり降ってないね.......」「多いときは霧島神宮ぐらいから路肩に有るもんね・・」
9時半に大浪池登山口駐車場に着くと完全に満車で・・路肩に駐めて10時前に出発です。
今日のザックは冬のテント泊仕様でシュラフも予備服も冬用に......ちょっぴり重いしかさばっています。
歩道の真ん中は雪がほんの少し残っていて・・・逆に滑り、横を歩きます。
鞍部に到着・・
予想通りの景色『大浪池と冠雪した韓国岳』
溶け始めた霧氷がバラバラ落ちてくる中をフードを被って・・西周りで。
樹林帯を抜けると冠雪した韓国岳がより間近に・・。
「雪で、山頂や登ってる人達がはっきり見える・・」結構の人が登ってます。
日曜日で!、晴れのお天気で!、初積雪!・・・当然です。
大浪池北斜面は溶けずに残った多めの雪で・・・アイゼンをなるべく付けない派(アイゼン嫌い派)には気持ちよく歩けます。
女の子は風邪気味で・・・調子がでません。
「少し軽くして」「サーモスポットをもらうは・・」1.2kgのとに成りました。
韓国岳への直登、青空と溶けかけた霧氷を見上げながら・・・階段を上がります。
凍ってる岩場は、さすがに・・アイゼン無しでは辛い!ですが・・・何とか通過。
低木帯となり・・・高千穂峰や新燃岳が・・見え始め・・
快晴だったのに・・雲が湧きぐんぐん近づいて来て・・視界が見え隠れ・・。
木道の階段では無く、沢を登ります。
もう少しで山頂・・・体調不良とはいえ1kgと1kgの差か?・・だんだん距離が離れます。
時折雲で真っ白になり、「吹雪の時には歩きたくないね・・・」「積雪がもっと有って視界が無かったらここ・・不安だね」
斜面越しの景色も好きです。
ここから、高千穂峰の左から出る日の出もみたいものです。
196回目の山頂は時折吹き抜ける雲の中でした。
お昼も過ぎ、お腹も減っていますが・・・西風で隠れる岩場が無く・・・風の当たらない所を探しに下り。
100mほど下った所で良い岩陰を見つけてお昼、今日は珍しくカップラーメンとおにぎりです。
食事後下山を始めると・・・更に雪が溶けてシャーベット状態に成っていて滑る滑る・・慎重に・・・しかし
2回も尻餅をつき、「やっぱりアイゼン付けるは.....」「それじゃあ~私も」今度はガンガン下りました。
急な階段を過ぎ・・・緩やかになって
「アイゼン外す・・多少滑った方が歩きやすい」「私はこのまま」距離が離れていきます。
大浪池東周りの展望の良い所で・・高千穂峰も結構積雪しています。
ちなみにこの場所から2015年元旦の日の出時間と方角をソフトで見ると、
7時10分高千穂峰と新燃岳の間、中岳の上から出て、高千穂峰斜面に沿って上がって行くはずです。
この標高は雲海の最上部なので、雲海の出ない、水平線に雲の少ない無い条件なら、時間的にも登山口から1時間ちょっとでお手軽です。
溶け残った霧氷が・・「桜の花みたい^^^^」なるほどです
雲が多くなり韓国岳山頂も・・・ガスがかかったまま・・・。
「すれ違った40名ほどの団体さんちょうど山頂やね・・」「早く下りないと暗くなるな~」
日差しも無くなり時間も15時となって暗くなり始め・・人も居なくなりました。
まだアイゼンを付けたままの人は・・少しでも雪の有るところを選んで・・。
「もう外したら?」「滑って誰かさんみたいに骨折するの嫌だもん・・」「・・・」
2012年2月1日新燃岳噴火を見に来た帰り、ここで滑り手を突き中指を剥離骨折しました。安全第一です。
171kgと131kgのザックで約6時間のお山歩でした。
ほどよく疲れ・・・良いトレーニングでしたね~~。
「毎週これだと来年はもっとガンガン歩けるね~硫黄山が規制に成って感謝やね~~~」
「そんなにトレーニングしてどこに行けと::::」
「南アルプス完全縦走とか・・日本海から後立山縦走とか・・立山から上高地とか・・大雪から・・飯豊連峰も・・」
「・・・・・・・・いずれにしろ年1ヶ所1週間です」
硫黄山からの登山道と比べて大浪池登山口からのルートは、はるかに足腰へ負担が大きい分トレーニングには最適です。
今週末もまた寒気が南下します・・霧氷は出来ても積雪は無理かもな・・・。