「石楠花探しに三俣山行こうや~~」
「石楠花あったけ?・・それに雨じゃないと・・」
「本降りじゃないが」
坊がつる讃歌で気になっていた事がある
2番『ミヤマキリシマ咲き誇り山くれないに大船山の~~』
大船山のミヤマキリシマは判る!
5番『石楠花谷の三俣山 花を散らしつ篠わけて~~』
三俣山に石楠花?そんなに石楠花があった?
そもそも石楠花の時期に三俣山に行った事無い
調べて見ると確かに結構咲いてるらしい~~
当然行って見る事に
低気圧の通過後の14日土曜日スッキリ晴れないにしても本降りは無いと
大曲登山口9時40分出発、予想通りガスガスで小雨
鉱山道路に出て、
ガスが無ければ正面にど~んと三俣山が望めるのだが
誰にも会わず・・スガモリ峠に向け登り
10時55分スガモリ峠到着
もう雨は降らないと判断、雨具を上下とも脱ぎ
三俣山西峰に向け
登山道横では・・食事の音が聞こえるほどの・・・大食事会
そして「きゃ・・・・うそ!これなに!」
何と登山道には次の食事会場へ登山道を横断中
しかも尺取り虫の様に頭を上げ右見て左見て前進~~
この斜面のミヤマキリシマはほぼ完食されていました
ガスも薄くなり始め・・・順調に登り
西峰へ
12時、三俣山西峰到着
お昼を食べる雰囲気では無いので本峰へ
本峰への登り中、一瞬ガスが晴れⅣ峰が~~~
「あそこのピンク・・ミヤマでもミツバでもないし・・」
「石楠花じゃない?」
望遠で、立派な石楠花の木です
これ以上この石楠花には近づけませんが
他の石楠花が咲いていて
実はこのウツギの林の中に沢山の石楠花が隠れています~~
12時30分三俣山本峰到着
また濃ガスに包まれ・・なにも見えません
北峰側へ下りて・・
鞍部まで下りると急坂を上り返すのが嫌で
途中で引き返し本峰の先でお昼待機
ガスが晴れるのを待って居ると
「晴れてきた~~斜面にピンクがある」
画像では判りませんが大鍋の斜面に石楠花がポツポツと咲いています
石楠花を探しに南峰より小鍋へ下りる選択肢も有りますが
戻ってくる事を考えると2人とも消極的
「ガスガスやし今日は止めとこ・・・」と意見で一致
ガスが晴れるのを待ち
登山道から観る事のできる花で我慢
石楠花のアップ
石楠花探査はこれにて終了とし
登山道周辺に咲いたイワカガミを見たりしながら
下山開始
下山を開始すると西峰への登りで初青空~~~
「晴れてきた~~~」
西峰西斜面で30分捜し物するも・・
見つからず、また次回探します
午後ほど晴れの予報どおり~~
益々晴れて~~
鉱山道路を下る頃には登る時全く見えなかった
三俣山もどっしりと見え
ここを下る時はいつもお疲れで下山
GPS計測で距離6.6km、時間5時間40分、標高差630mのお山歩でした
今回の目的の石楠花は大鍋の斜面付近にポツポツと咲いてました
しかし石楠花谷とは何処なんでしょう
今は使えない雨ヶ池に直接下りる登山道の周りに沢山有った様な??
石楠花の三俣山と歌われるほどの石楠花は何処に有ったのでしょう
『花を散らしつ篠わけて』なので
当時から石楠花は藪の中に有ったのか?
そして成長の早い他の木に負け、昔よりさらに減ったのかもしれませんね
石楠花探しなので御鉢周りか、せめて大鍋小鍋まで
下りれば良いものを中途半端で終了でした
まあ軟弱というか最近特に気合いの入ってない2人です
しかし、この軟弱さがここ20年致命的な故障もせず、
遭難もせず登り続けていられる秘訣かもと思っています
今週末からミヤマキリシマシーズンです
虫害も多そうですが・・・どうでしょうか