奥さん 「あそこ、行ってみようか?」
この日、奥さんの一言で、お出かけです。やって来たのは岐阜の紅葉の名所・永保寺。
への次郎 「残ってそうだね、紅葉」
駐車場から歩いて行ったら、
孫 「誰か、いるよ」
への次郎 「ハチに注意だって」
永保寺の入口です。
ここから坂道を下っていったら、
モミジの葉っぱが落ちた脇道がありました。
落ち葉を踏みしめながら登って行くと、
眼下に、大イチョウと永保寺の建物群が見えました。右手に目を向けると、
屋根が反り上がった国宝観音堂と、池に架かった太鼓橋が見えました。
への次郎 「下に行ってみようか?」
黒板塀を左に曲がると、
前方に、大イチョウ!
今年は枝を切り落としていました。弱っているのでしょうか?
池に沿って右手に歩いていくと、
瓦土塀と紅葉!
ん? 皆さん、右の方を見ていました。
何を見ていたかというと・・・、
これ! 見事な紅葉の向うに見える国宝観音堂でした!
孫 「じいじ、こっちー!」
行ってみると、孫が太鼓橋の上から池をのぞき込んでいました。
下で、群れを成した大きな鯉が回遊していました。
池に沿ってさらに行くと、まるで絵葉書のような光景!
左に国宝観音堂、真ん中に大イチョウ、右に太鼓橋です。
池に沿ってさらに奥に進むと、
国宝開山堂がひっそりと佇んでいました。
国宝観音堂は日に照らされ、見事に紅葉したモミジに囲まれ観光客を惹きつけていました。一方国宝開山堂、日陰にあってモミジの色づきも悪く、来る人もほとんどいませんでした。二つの国宝、対照的でした。
つづく