妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

意思の疎通は右手を挙げて出来ます口では出来ません

2013-03-06 20:27:47 | 認知症介護

アルツハイマー病の妻 要介護5 全介助で老健に入所中です

今日 要介護認定の更新があり、家族立ち合いと言うことで施設に行った。

外部ケアマネが調査に当たった。前回は平成23年3月24日 この時要介護5に認定


施設到着はPM3:00 この時妻はベッドで横になっていた。

昼のおやつの後だったと言ってました。

眠そうだったが 私たち3人だったせいか目がパッチリ開いたが無表情で私たち以外の

何かを見つめていた。


要介護認定調査が始まった

一連の調査項目の中で腕を上げると言う項目があった。

調査員が右手を挙げてもらえますか・・・と言うと 右手が動き始め ゆっくりゆっくりと肘まで

上がったのです。


妻は意思の疎通ははかれないし 何を言っても無表情 無反応なので声掛けに反応する

筈はないと思っていた


少し間をおいて 手を挙げたのは偶然の出来事だと思う~~

声掛けに反応したのではないと調査員に告げました。


もう一度試すことにしました。


調査員が妻の耳元で大きな声で「右手あげてもらえますか・・・!」と声をかけると

おぼつかない動きで肘も一緒に上がっていったのです・・・。


偶然ではない 意思の疎通ははかれるのだ!!


自分の意思を伝達する機能が障害して口で 声で 応えられないのだ・・・!!

手で表現出来たのだ 大発見です!!!


言われたことは何でも分かるのだ・・・ 口で応えられないだけなのだ・・・。

認知症とは余りにも不可解な病気だと思う。



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