西村ヒロのハーモニカ・ダイアリー

ハーモニカ、音楽のことなどを綴ります
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Rover MINI (クラシックミニ)ダッシュボードのスイッチ類イルミネーション化

2019-12-10 03:04:00 | Weblog
以前にもあった事だが、今年に入ってライトを点けっ放しでバッテリーが上がってしまう事態が二度起きた。ロードサービスに連絡して何とかなったが....。
MINIのメーターの照明は暗いうえにパイロット・ランプもないので昼間や夜でも明るめの場所だとスイッチ・オフを忘れてしまう。ずっと気になっていたので、二度続いたトラブルをキッカケにいよいよ何か対策を取る事にした。
見た目も回路もシンプルという方向性は決めていたが、ウェブで検索してみるといろいろな方法があり、MINIオーナーの方々は自分なりに試行錯誤されているようだ。
改造過程の写真も掲載されているが、実物を見ている本人には判るものの他人には何処がどうなっているのか?というものが多いので、類推し乍ら参考にしつつ自分で考えてみた。
MINIオーナーの参考になればと、以下に工作過程を載せます。
とは言え客観的な写真資料になればいいのですが....。


最初に考えたのはパイロットランプの増設。12vが直接きてるライト・スイッチから電源を取りスモールライトでもヘッドライトでもパイロットランプが点くようにするという方法だ。
さっそくスイッチ裏のスモール、ヘッドライトへ出力される配線各々からダイオードを介して12v、60mAのパイロットランプに繋いでメーターパネルの端に穴を開けて仮止め状態で夜走ってみたが、明る過ぎて眩しい上にかなり発熱していた。おまけにメーターパネルを外すのは大変そうなので各メーターのサンバイザーだけを外し、その隙間からパイロットランプを裏からナットで留める作業を試みたが上手くいかないので断念しLEDを接着剤でくっつける方法に変更した。
で、ネットで12v用の抵抗付き直径3mmのLED10本入りを数百円で購入。
10本も手元にあるということで、ライトスイッチと同じ形で横並びで判別しづらいうえに夜も暗く不便なハザードランプをついでにイルミネーション化しようと考えた。こっちは元々スイッチ・オンでチカチカと点滅する小窓があるのでLEDランプを中に追加すればイイし3mmの小ささ故に上手く収まる。
LEDのマイナス端子は豆球の台座にもなっているマイナスのソケットへ半田付けしプラス線はケース後部に刺さっている豆球の真鍮製プラス端子上部に穴を空けて後ろ側へ逃した。付属の抵抗はスイッチの外で付け直した。
最初は横から出してみたが、そうすると線がダッシュボードのスイッチ取り付け枠へ干渉して収まらない。
この作業はウェブ上の参考資料が判別困難でかなり試行錯誤した。
興味ある方の参考になるように角度を変えた写真を数枚載せておきます。
パーツの上下があるので揃えておきます。
(外した途端にポンッと飛んで行き取り付け向きが不明になる事が多々あり!)















ついでにリヤウインドウ・デフォッガー・スイッチも同様な加工を施した。
ここでハタと思ったのが、ライト・スイッチもパイロットランプ内蔵にすることである。
しかし元々ランプを点ける機能がないので小窓も無いが、パイロットランプを別途増設するので小さな穴を開けて少し光るだけでそれなりに役に立つだろうと早速実施してみた。
下がその写真。











ここまで作業して思いついたのが、リヤのバンパー下に設置してある赤いフォグランプ用のスイッチ。パイロットランプ用にオレンジ色の小窓が付いているので、このスイッチ・カバーを流用することだ。
リヤのフォグランプは不調で機能せず、ステーが錆だらけだったので以前取り外したがスイッチだけ残っている状態だったのでちょうどよかった。
そんなかんじで完成したのが下の写真。


イルミネーションが点灯していない状態。





点灯状態。
昼間でもこんなかんじで、夜はしっかりと明るい。




フォグランプ用スイッチには穴あけしてしまったヘッドライト用のものを被せたが不要なのでいずれ処置するだろう。




ここまで作業してみると、最初の案のパイロットランプ増設だが三つのスイッチが煌々と光りその役割を代行しており不要になってきた。
とはいえ、すでにメーターパネルに大きく穴あけ加工してしまったのでアルミ板かネジで塞ぐしかないような.....繋いだパイロット用LEDランプは足元を照らすように取り付け位置を変更しようかと思案中。
ともあれイルミネーション化は成功。
しかし乍ら、狭い車内での作業はかな〜り腰の負担になるのでトライされる方はご注意を‼️
また、考えた回路はシンプルですが細かい作業と配線の引き回しは手間が掛かります。

最後に回路図を載せます(久しぶりにこんなの考えて描くのはイラストみたいで楽しかった)
参考になれば幸い。
ネットで検索すると三端子レギュレータによる定電圧回路使用例などもあり、検討したのものの電力消費は変わらないようだし部品数が多いのは故障の要因を増やすことになるので却下。
そもそもランプの点灯だけなので電圧が多少変化しても構わない、という判断。
ちなみに費用は配線材は手持ちのものを流用しダイオード、LED、圧着端子の購入で千円弱。
圧着端子は半田付けしていたが面倒なので圧着ペンチを新たに購入。
六百円のパイロットランプは結局使用しなかったので計上せず。
自分の作業費は???









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